今、キャリアメールでやりとりするのは親くらい――そんな人も、最近は親とLINEで連絡を取り合うことが多いのではないでしょうか。しかし、友達や会社の同僚など年の近い人たちのメッセージとは何かが違うと感じたことはありませんか?
「この文章はどういう意味?」「えーと、この写真は何を写したかったんだろう」「このタイプミスは指摘してあげるべきか……」自分の親ながらも、どういう意図で送られたメッセージなのか分からず戸惑うこともしばしばです。
今回は、このような経験をしている20〜30代の女性3人(母40代後半・父50代後半のAさん、両親とも60代前半のBさん、母60代前半、父60代後半のCさん)に、「親とのLINEあるある」について質問してみました。いずれも2日に1回は母親と連絡を取り合うほどの仲良し親子です。
共通する部分もあれば、各家庭の特色(?)が垣間見えるほっこりする場面も。実際のトーク画面を交えて紹介していきます。
若い世代にとって気になるのが「絵文字の連発」。これはキャリアメール時代から変わらない傾向のようで、親世代はスタンプよりも絵文字を好んで使っているようです。語尾の絵文字3連打はありふれた日常で、ときには7連打(!)をすることも。キャリアメールの延長線上と捉えている親御さんが多いようで、絵文字文化の名残といえそうです。
また、LINEは比較的短いメッセージでテンポ良くやりとりするのが基本。キャリアメールの名残という意味では、LINEにあるまじき長文を相当な時間をかけて送ってくるのも特徴です。ちなみに筆者の父親はトークの最後に署名を入れており、やはりメールの感覚がどこかに残っていることがうかがえました。
今回話を聞いた人たちは親と頻繁に連絡を取るということでしたが、そんなに何を話すのだろうと思って見ていると、親からの近況報告やオススメ情報のお知らせが多いことが分かりました。
最近買ったものやペットの近況から、おすすめのゲームやテレビ番組の情報まで。子供が好きな番組を覚えていて、面白そうだからとわざわざLINEで教えてくれるというほほえましい光景も。
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