iPhoneが故障した? Apple Storeに駆け込む前の対処法水没も画面割れも

» 2016年05月04日 06時00分 公開
[ITmedia]

 iPhoneを落として画面を割ってしまった、事故で水没させてしまった、なぜか充電できない――。スマホは毎日使うものだからこそ、トラブルもつきものです。Apple Storeに掛け込む前に、まずは確認しておきたい情報をまとめました。

iPhoneの画面が割れた! 修理代金と保証サービス

 画面が割れてしまったiPhoneをそのまま使い続けている人をよく見かけますが、割れたガラスで指をけがしたり、徐々にガラスの薄片がはがれ落ちてしまったりするので、おすすめできません。

 Apple公式の修理代金は、Appleのサポートページに書かれています。端末によって、また保証プログラムである「Apple Care+」に加入しているかによって、代金は大きく変わります。

 ただし、最新のiPhone 6sやiPhone 6s Plusについては、画面の修理を2回しても元は取れず、本体を交換するような故障や破損でない限りはあまり得にはなりません。Apple Care+に加入していなくても、修理代が高く付くわけではないので、非加入でも積極的に修理をするべきです。詳細は下記記事をどうぞ。

Lightningケーブルを無料で交換してもらう方法

 充電に欠かせないLightning USBケーブルが壊れたとき、多くの人は新しいケーブルを買っているのではないでしょうか。ですが、純正のケーブルは1メートル/50センチのもので1本2200円(税別)、2メートルのものは3500円(税別)。決して安いものではありません。

 ここで覚えておきたいのは、LightningケーブルにはiPhoneやiPad本体と同じ保証が適用されるということ。通常は購入から1年間、AppleCare+ for iPhoneに加入していれば、購入から2年間保証の対象になります。保証期間内に通常使用の範囲でLightningケーブルが故障した場合は、無償で新しいケーブルに交換してもらえるのです。

 なお、ケーブルが明らかに断線していたり、皮膜が破けて内部の銅線が見えてしまっていたりする場合は、破損扱いで保証対象外となることも多いとのこと。破損の状況や原因によっては交換してもらえないこともあります。

※読者の方からご指摘をいただき、保証対象外となる条件を追記しました。ご指摘ありがとうございました(5/6 19:30)

ホームボタンが反応しなくなったら

 iPhoneのホームボタンが反応しなくなってしまった場合に、“デコピン”をしてボタンに入り込んだ粉状のゴミを落とすといいとか、無水アルコールを綿棒に染み込ませて掃除するといいといった情報をよく聞きます。

 しかし、これらの方法はおすすめできません。その理由と、一時的な解決方法、根本的な解決方法については、下記の記事にまとめてあります。

タッチ操作ができなくなってしまったとき

 タッチ操作ができなくなってしまったときには、まずはとにかく再起動です。スリープボタン(電源ボタン)を数秒間押し続け、「スライドで電源オフ」と画面に表示されたらスライダーを左から右にスライドします。これで電源がオフになるので、その後アップルロゴが表示されるまでスリープボタンを押し続ければ電源をオンにできます。

 タッチ操作ができないため、スライダーの操作ができず、そもそも電源がオフにできない場合は強制終了を試してみましょう。iPhoneを強制終了するには、スリープボタンとホームボタンを同時に10秒以上、アップルのロゴマークが出るまで押し続けます。しばらくすると再起動して待受画面に戻ります。

 これでも問題が解決しないときには、Apple StoreのGenius Barのお世話になるしかありません。いきなり店頭に向かってもほとんどの場合見てもらえないので、事前に予約方法などを確認してから行ってください。

iPhoneを水没させてしまった

 iPhoneを水没させてしまったときには、まず絶対に電源を入れないようにしてください。うっかり電源を入れてしまうと、内部に浸入した水が原因で電子回路がショートしてしまい、完全に壊れてしまう可能性があるからです。

 その後の対処法は下記記事にまとめてあります。すぐに適切な処置を取れば、無事復旧する可能性もゼロではありません。

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