コラム
» 2016年05月19日 10時27分 UPDATE

ふぉーんなハナシ:格安スマホで母との絆が深まった新人エンジニアの話 (1/3)

約半年前に家族全員で格安スマホユーザーになった。月額料金を安くする狙いもあったが、母のとある目的を達成するためでもあった。

[宮路大毅,ITmedia]

 私の母は電子機器にとても弱い人だ。ある日、その母がガラケーからスマホへ乗り換えたいと言い出した。そんな母の一言がきっかけとなり、姉、妹、私を含む家族4人(会社からスマホを貸与されている父を除く)は、約半年前の2015年10月、みんなで格安SIMに乗り換えた。

母スマホ スマホ初心者の母は「Ascend G620S」(Huawei)を使っている(右)。左は妹の「iPhone 6s」

 ガラケーだった母と私たち子供とのコミュニケーションはもっぱらキャリアメールだった。LINEに慣れている私たちはメールだと返信が遅く、特に一人暮らしの私はメールを返さず音信不通になりがちで、母はストレスを感じていた。

 母は「スマホを買ってLINEを使えば子供たちもマメに連絡してくれるはず」と思っていたようだが、単なる連絡手段のために高い月額料金を払うのは……と躊躇(ちゅうちょ)していた。

 そんな中、去年の10月に友人2人から「格安SIMは料金が安くていい、不便なことも特にないしお勧めだ」と言われた。私のスマホは画面が割れていて、買い替えを考えていたところだった。ちょうどいい、家族みんなの乗り換え手続きを請け負う代わりに、あわよくば新端末買ってもらおう。

 家族のコミュニケーションを円滑にするという目的や通信費の削減、私の下心などが重なり、格安SIMへの移行を決意した。

「IIJmio」にした理由と移行前にやるべきこと

 まずはどのMVNOにするかを決めるところから。結論からいうと、「IIJmio」の音声通話付きSIM「みおふぉん」となったのだが、理由は以下の3点。

  • 話を聞いた友人2人ともIIJmioで不便はないと言っていた
  • ビックカメラで端末を選んで、店頭でそのまま契約できる。私も楽だし、母からしたら分かりやすく信頼できる
  • データ通信量をシェアできるプランが我が家の状況にちょうどよかった
みおふぉん 「IIJmio」の音声通話付きSIM「みおふぉん」

 プランは母、姉、妹がファミリーシェアプラン(月10GB)で、私がミニマムスタートプラン(月3GB)を契約することにした。私の感覚では3人で10GBは若干心許なかったので、実家のWi-Fiを家全体に届くよう整えなおした(私の家は当然Wi-Fi完備)。

 さて、次は端末選びだ! と言いたいところだが、その前にやるべきことがいくつかある。キャリアでの解約手続きやMNP予約番号の取得、格安SIM運用前の下準備などだ。順番に見ていこう。

1:現在契約しているキャリアで行うこと

  • 名義人の取りまとめ

 MNP転入でデータ通信量をシェアするようなプランだと、名義人は1人にまとめる。今回の場合は、姉と妹の名義人を母に変更。IIJmioの場合は、名義人とクレジットカードの所有者が同一である必要もある。

  • MNP予約番号の取得

 各キャリアで予約番号の取り方はいろいろあるが、一番分かりやすく楽なのが電話だ。特に問題なく取得できた。

2:格安SIM移行前の下準備

  • キャリアメールが使えなくなるため、Gmailなど代用ツールを用意
  • キャリア決済ができなくなるため、決済の変更やサービスの解約
  • LINEのアカウント引継ぎのためにメールアドレスを登録
  • 残っているキャリアのポイントを全て使う(商品などと交換できる)
  • 携帯のアドレス帳を移す。母はガラケーなので、microSDで移行。姉と妹はGmailで連絡先を同期した
  • 母はキャリアメールで友人と連絡を取っていたので、メールアドレスの変更を連絡した

 こうしてみると量は多いが、一つ一つは大したことがないので、順番に終わらせていった。

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