筆者が「Galaxy S7 edge SC-02H」を購入してから間もなく4週間が経過する。特にトラブルなく過ごしている……と思いきや、実はつい3日前(6月5日)に、うっかりアスファルトの上に角から落とすという失態を演じてしまった。
しかし、S7 edgeに装着したケースがしっかり保護してくれたおかげで、凝視しないと分からない程度の傷が画面ガラスに2カ所付くだけで済んだ。
ケースのありがたみが改めて良く分かった出来事だったが、当時装着していたものはSpigen(シュピゲン)の「リキッド・クリスタル」。5月23日にITmedia Mobileで装着レビューをしたものだ。
SpigenのGalaxy S7 edge用ケースはまだまだ種類がある。今回は、前回紹介しきれなかった「クリスタル・シェル」「ウルトラ・ハイブリッド」「スリム・アーマー」「ネオ・ハイブリッド」「シン・フィット」の5種類を紹介する。Galaxy S7 edgeに合わせるケースに迷っている人の参考になれば幸いだ。
(記事中の価格は、6月8日現在の税込価格)
クリスタル・シェル(Crystal Shell)は、米軍の物資調達規格である「MIL-STD 810G-516.6(MIL規格)」に準拠した耐衝撃性能を有する、シンプルデザインのクリア(透明)ケースだ。背面に少し固めのポリカーボネート素材、側面に熱可塑性ポリウレタン(TPU)素材を採用しており、背面をガッチリと守りつつ、脱着もしやすさにも配慮している。カラーはクリア・クリスタル1色のみとなる。
SpigenのMIL規格準拠ケースの特徴であるエアクッションは、このクリスタル・シェルにも設けられている。この空洞が、角から落下した際の耐衝撃性能を高めている。本体のキー部分に設けられたボタンも適度な固さで押しやすい。
Galaxy S7 edge用クリスタル・シェルは、Amazonストア、Yahoo!ストア、公式ストアで販売中だ。参考価格は3690円で、Amazonストアでは2580円で販売している。
ウルトラ・ハイブリッド(Ultra Hybrid)は、柔らかいポリカーボネート製の透明背面パネルとTPU製のサイドバンパー(フレーム)を組み合わせたハイブリッドケースで、MIL規格に準拠した耐衝撃性能を備えている。サイドバンパーのカラーはクリスタル・クリア、ローズ・クリスタル、ミントの3色展開で、今回はクリスタル・クリアを装着してみた。
上の説明や装着画像を見て、「クリスタル・シェルと何が違うの?」と思った人も少なくないはずだ。何しろ、背面と側面の素材の組み合わせが同じで、かつクリスタル・クリアだと見た目の違いも少ないので無理はない。事実上「兄弟(姉妹?)ケース」であるといってもいいほどだ。
両者の違いは大きく2点ある。まず、ウルトラ・ハイブリッドはサイドバンパーに複数のカラーが用意されていることだ。クリスタル・シェルは1色のみである。もう1つは、ケースの“角”だ。いずれのケースも角の内側にエアクッションを採用しているのだが、クリスタル・シェルは角の外側に強化構造を取り入れているのだ。
角からの落下を防ぐという観点ではクリスタル・シェルの方がより強い、ということになる。一方で、見た目のスッキリさを重視するならウルトラ・ハイブリッドを選べばよい。
ウルトラ・ハイブリッドはAmazonストア、Yahooストア、公式ストアで取り扱っている。参考価格は各色ともに2790円で、Amazonストアではクリスタル・クリアが2230円、それ以外の2色が2510円で販売している。角の処理の差もあってか、わずかながらクリスタル・シェルよりもお手頃になっている。
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