コラム
» 2017年02月24日 06時00分 UPDATE

「料理の写真は毎回撮りたい」 「撮る人とは食事NG」みんなの意見を聞いてみた

[溝田萌里,ITmedia]

 昨今、飲食店で料理写真を撮る人の姿を良く見かけます。友人や知り合い、または自分もそれに当たるという方は多いのではないでしょうか。最近では、公共のスペースで料理の写真を撮るという行為は一般的な習慣になりつつあるようです。

料理写真

 しかし、一方でこの習慣を良く思わない人や、「料理の撮影はご遠慮願います」として、撮影を快く感じないお店もあります。両者は、それぞれどのような思いを抱いているのでしょうか。

 今回は、賛否両論あるこの問題について、料理の写真を撮る人、撮らない人、双方の意見を聞いてみました。

頻繁に料理の写真を撮る人

「友人や家族に情報を共有したい」

 料理の写真を撮るという人の意見で多く見られたのは、おいしいものや見た目のきれいなものを食べた際、「友人や家族にその情報を共有したい」というもの。SNSや、ブログ、口コミグルメサイトといったツールの普及と相まって、料理の写真を発信、共有したいと考える人も増えてきたようです。

料理写真

 こういった習慣に寛容なお店の中には、「自店の宣伝になって良い」「ブログなどで、気軽に他店の盛り付けが分かるのは便利」という意見を持つ方も。最近では、写真をSNSにアップした来客に対して、メニューの割引をするなどの特別なサービスを行うお店もあるようです。

「自分のために保存したい」

 情報を共有するだけでなく、あくまで自分の記録のために料理の写真を撮っているという意見もありました。20代のとある男性は、「料理は五感で味わうものだから、写真を残すことで、目で見て、食べて、感じたことを後から振り返りたい」と語ります。また、「日記のように、何を食べたのか記録してカロリーや栄養の管理をしたい」という声も。

 あるいは、食関係の仕事に就いているため、盛り付けその他の勉強のために、料理の写真を撮るという方もいました。スマホなどのカメラを使えば、数秒で撮影ができてしまうため、記録する術として良いと考える人が多いのかもしれません。

料理の写真をあまり撮らない人

「あえて撮るのが面倒」

 一方で、「料理の写真は撮らないよ」という人からは、「いくら便利とはいえ、料理のたびにスマホをわざわざ取り出すのが面倒」という声も上がっています。加えて、「データがいっぱいになってしまう」という意見もありました。とはいえ、こういった意見を持つ方々の中にも、「気が向けばカメラを取り出して写真を撮る場合もある」と話す人もいます。

料理写真

 このように、面倒臭さからあえて写真を撮ろうと思わないという人は、「他人が撮影していることに対しては、特に気にしない」と考えることが多いようです。

「マナー違反に思う」「ベストな状態で料理が食べられない」

 とはいえ、前述したように、料理の写真を撮影することに対して良く思わない人も存在しています。こうした、自分も撮影しないし、他人が料理の写真を撮っているのも好ましくないと考える人は、どのような意見を持っているのでしょうか。

料理写真

 多く見られたのは、「食事中のマナーとして良くないのではないか」というもの。「シャッター音などが周りの迷惑になるかもしれない」と語る人もいれば、「料理が出てきた時のベストな状態で食べるのが、お店の人へのマナーなのではないか」と話す人もいます。中には、「友人が一緒に食事に行くときに、ご飯の写真を撮っていると恥ずかしい。その友人とは、もう一緒に食事に行きたくない」という思いを抱く女子学生がいました。

 また、お店側としても「店内や利用客が写りこむのは困る」として、「撮影の際は、マナーとして断りを入れてほしい」と考える場合もあるようです。

料理の写真、撮るか撮らないかはそれぞれの価値観……?

 最近では一般的になりつつある、料理の写真を撮影するという習慣。しかし、見てきたように、世の中には、料理の写真を頻繁に撮影する人、しない人、それに対して気に留めない人、快く思わない人など、多くの価値観を持った方々がいるようです。

料理写真

 料理の写真を食べログなどにアップする人がいるからこそ、あらかじめ料理や店内の雰囲気を把握できるといったメリットがある一方で、「料理が冷めきるまで放置する」「長時間撮影する」など、お店や周りに対して迷惑になるようなことは気を付けなければなりません。

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