コラム
» 2017年03月23日 06時00分 UPDATE

「赤いiPhone登場」の今振り返る “iPhoneの10年間”とデザインの歴史 (1/3)

[杉本吏,ITmedia]

 iPhone 7シリーズに新色の「(PRODUCT)RED」が登場した。これまでの「ジェットブラック」「ブラック」「シルバー」「ゴールド」「ローズゴールド」に加えて全6色構成となり、過去のiPhoneの中でも最もカラーバリエーションの多いモデルとなった。

 今でこそデザイン面でも豊富な選択肢があるiPhoneだが、2007年の初登場時には「シルバー」の1色しか用意されておらず、ディテールも異なるものだった。今回は過去10年間のiPhoneの歴史を簡単に振り返りながら、デザインがどのように変遷していったかを見ていこう。

初代iPhone(2007年、日本未発売)

初代iPhone

 「今日、Appleは電話を再発明する」――記念すべき初代iPhoneは、2007年1月9日の「Macworld Conference & Expo 2007」で発表された。基調講演のスティーブ・ジョブズ氏によるプレゼンテーションは、今では語り草となっている。

 QWERTYキーボードを搭載したそれまでの(いわゆる)“スマートフォン”とは一線を画した、全画面タッチパネルのデザイン。カラーは「シルバー」1色で、背面は上がシルバー、下5分の1ほどがブラックのツートンカラーだった。

 今では小型の部類に入る3.5型ディスプレイは、当時のITmediaの記事には「iPhoneの最大の特徴は、採用するディスプレイが3.5型(320×480ピクセル)と非常に大きく」と書かれている。ちなみに容量は「4GBモデル」(!)と「8GBモデル」の2種類だった。

iPhone 3G(2008年)

iPhone 3G

 待望の“国内初iPhone”となった「iPhone 3G」は、2008年6月に発表された。3G通信に対応し、GPSを搭載、サードパーティー(他社製)アプリに対応するなど(初代ではApple純正アプリしか使えなかった)、実用面で大きな進化を遂げた。

 ボディーカラーはホワイトとブラックの2種類に。ここから数年間はしばらくこの2色展開が続くことになる。

iPhone 3GS(2009年)

iPhone 3GS

 2009年の「iPhone 3GS」(当初は「iPhone 3G S」表記)ではカメラがオートフォーカスに対応し、音声コントロールやテザリング、デジタルコンパスを新たに搭載するなど、現在のiPhoneにつながる基本機能が充実した。

 一方でデザイン面では大きな変化はなく、前モデルの3Gとほぼ同じ。カラーもブラックとホワイトの2色のままだった。

iPhone 4(2010年)

iPhone 4

 外観が大きく変化し、“新しいiPhone”を強く印象付けた「iPhone 4」。ボディーをこれまでの丸みを帯びたものから一新し、背面がフラットに、より直線的なデザインになった。3.5型のディスプレイサイズはそのままに、全体が小型・薄型・軽量化され、背面素材もポリカーボネートから強化ガラスに替わるなど、よりシャープな見た目に変更された。

 カラーはホワイトとブラックの2色展開のままだが、ホワイトモデルが製造上の問題により発売延期を繰り返し、ようやく発売されたのは当初の予定日のなんと10カ月後だった。

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