ではあれこれ撮ってみよう。まずは人から。人を見つけると「縦位置」になる……え?
これはありがちな誤訳。Portraitは「縦位置」という意味に使われることもあるけど(ちなみに横位置は「landscape」)、この場合は「人物」とするのが正しいわけで(単に「ポートレート」と片仮名にするだけでもいいし)、製品発売時には直っていることを期待。
で、「1x」と「6x」でどうぞ。美肌はオンにしてあります(右下の顔アイコンが黄色くなっている)。
同じ距離で撮っているけど、「6x」あると「望遠ポートレート」って感じがするよねえ。「1x」だとちょっと広角感が出るので、日常のスナップなら「2x」くらいがよいかと思う。
続いて「ポートレート」モード(こっちはさすがに「縦位置」にはなっていない)。ちなみに言語を英語にすると、どっちも「Portrait」、中文にするとどっちも「人像」。なぜ日本語だけが「縦位置」と「ポートレート」なのかは謎です。
続いて自撮り。前面は完全にモニターオンリーでカメラはなし。必要なときだけ自動的にせりあがってくる「ピボットライジング構造」のリトラクタブルカメラだ。おかげで画面にノッチがないのである。
同社の「Find X」はインカメラもアウトカメラもまとめてせり上がり式だったが、今回はインカメラとアウト側のLEDライトだけが飛び出る仕組み。
だから、インカメラでの撮影時、フォトライトを使った撮影時、顔認証を使うときのみ、うにっと出てくる。Find Xのときは「ムチャしおったなあ」と思ったけど、こっちの方が可動部分は最小限でいいと思う。ギミックとしても面白いし。このアイデアは続けてほしい。
前と後ろからその様子をどうぞ。
自撮りのときは、より細かく顔の調整が可能だ。
いやあさすがOPPOですな。ちゃんと設定するといい感じに調整してくれる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.