NTTドコモとリクルートは1月30日、Webサービスに関する業務提携契約と、中小個店向けの業務・経営支援サービスの展開に関する基本合意書を締結したことを発表した。ドコモのポイントサービス「dポイント」を軸に、提携と協業を強化するという。
リクルートグループが提供する12のWebサービス(じゃらん、ホットペッパーグルメなど)を対象に、dポイントをためたり利用できたりする仕組みを2020年度第3四半期(2020年10〜12月)をめどに導入する。利用には「リクルートID」と「dアカウント」の連携が必要となる。
今後は、dポイント加盟店の販促支援やマーケティング面での協業も検討するという。
リクルートは「Pontaポイント」を提供するロイヤリティ マーケティングに出資しており、同社グループのWebサービスでは現状、同ポイントをためたり使ったりできるようになっている。今後、対象WebサービスにおいてPontaポイントとdポイントのどちらをためたり使ったりするのかを選択することになる。
リクルートライフスタイル(リクルートの子会社)が提供する決済サービス「Airペイ」のオプションサービス「Airペイ ポイント」において、2020年4月をめどに対応ポイントプログラムとしてdポイントを追加する。
これにより、Airペイ ポイントを導入しているAirペイ加盟店では、「Tポイント」「Pontaポイント」「WAONポイント」に加えてdポイントをためたり使ったりすることができるようになる。
今後は、中小個店向けの業務・経営支援に貢献できる新しいサービス「Airシリーズ for docomo(仮)」の提供を共同で検討するという。
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