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Microsoft、Bingの検索結果にFacebookの「いいね!」を統合Google Social Searchに対抗

» 2011年02月25日 08時17分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは2月24日(現地時間)、検索エンジン「Bing」の検索結果でユーザーの米Facebook友達が「いいね!」を投稿しているものを明示するようにしたと発表した。

 Microsoftは昨年10月からBingの検索結果に「いいね!」を反映させているが、これまでは一般の検索結果の下に別枠でまとめられていた。今回の改訂で、一般の検索結果に対してユーザーの友達が「いいね!」を投稿している場合、URLの下に友達のアイコンが並び、「〜さんがこれをいいねと言っています」と表示される。ユーザーは検索結果を選ぶ際、信頼する友達の評価を参考できる。

 bing 最後の検索結果に「いいね!」が表示されている

 検索エンジン市場でMicrosoftと競合する米Googleは2月18日に同じような機能を公開している。「Google Social Search」では、Twitterなどのソーシャルコミュニティーの情報が検索結果に反映される。Google Social SearchとBingの新機能の違いは、Social Searchでは検索結果の表示順位にもコミュニティーの情報が反映されるがBingでは反映されないことと、GoogleにはFacebookの「いいね!」が含まれないことだ。GoogleはFacebookが個人情報を“データの袋小路”に閉じ込めているとしており、両社は対立している。

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