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» 2004年02月23日 17時32分 UPDATE

定番のモバイルノートPCがパワーアップ――富士通 FMV-BIBLO LOOX T70G (1/3)

 富士通の「FMV-BIBLO LOOX T70G」は、10.6インチワイド液晶と着脱可能なDVDマルチドライブを搭載したモバイルノートPCだ。T70Gは液晶に低反射コーティングが施され、無線LAN機能がIEEE 802.11a/b/gトリプルモード対応に強化されるなど、製品としての完成度がさらに向上している。

[石井英男,ITmedia]

 「FMV-BIBLO LOOX T70G」(以下、T70G)は、10.6インチワイド液晶とDVDマルチドライブを搭載した2スピンドルモバイルノートPCだ。T70Gは、昨年10月に発売されたFMV-BIBLO LOOX T70Eの後継となる製品で、搭載CPUこそ変わっていないものの、液晶が改良されたほか、無線LAN機能も強化されていることが特徴だ。

 今回登場したLOOX Tシリーズは、搭載CPUや無線LAN機能、光学ドライブなどの違いによって、3つのモデルが用意されているが、今回紹介するT70Gはその中でも最上位となる製品だ。

ボディデザインは従来と同じ

 T70Gのボディデザインは、従来のLOOX Tシリーズのデザインをそのまま継承している。ボディの表面は、光沢仕上げになっており、高級感を感じさせる。

 筐体サイズは幅261×奥行き198×高さ36.5ミリ、重量は約1.75キロ(DVDマルチドライブ装着時、モバイル・マルチベイ用カバー装着時は約1.55キロ)であり、サイズや重量も旧モデルと同じだ。

 DVDマルチドライブ装着時の重量は、このクラスのモバイルノートPCとしてはやや重いが、携帯性が低いというほどではない。

ki_t70g_01.jpg ボディデザインは、従来のものを継承している。光沢仕上げの塗装が施されており、高級感がある

 キーボードも従来のモデルと同じで、キーピッチは約18ミリ、キーストロークは約2ミリである。キー配列は標準的だが、「め」や「ろ」「む」などの右側の一部のキーピッチは狭くなっている。

ki_t70g_02.jpg キーボードのキーピッチは約18ミリ、キーストロークは約2ミリ。「め」や「ろ」「む」などの右側の一部のキーピッチは狭くなっている

 ポインティングデバイスとしては、パッド状のフラットポイントが採用されている。左右クリックボタンの中央に上下スクロール用のスイッチが用意されており、スクロール操作をおこなうことができる。

 パッドの操作性は良好だが、クリックボタンが筐体の手前端ギリギリに配置されているため、ややボタン操作はやりにくく感じた。

ki_t70g_03.jpg ポインティングデバイスとしてフラットポイントを採用。クリックボタンが端にあるので、慣れるまでやや違和感を感じた

低反射コーティングで映り込みを低減

 T70Gでは、液晶パネルとして、1280×768ピクセル表示が可能な10.6インチスーパーファイン・パネルを搭載している。従来のT70Eでも、同じサイズと解像度の液晶パネルが採用されていたが、T70Gでは、表面に低反射コーティングが施されていることが特徴だ。

 LOOX Tシリーズの液晶は、いわゆるツルピカ液晶であり、コントラストの高い鮮やかな表示が可能だが、その反面、環境によっては周囲の映り込みが気になることがあった。

 しかし、T70Gでは低反射コーティングが施されたことで、映り込みが大幅に低減されている。モバイルノートPCは、その性格上、持ち歩いてさまざまな環境下で使われることが多いので、低反射コーティングの採用は非常にありがたい。

ki_t70g_04.jpg 1280×768ピクセル表示が可能な10.6インチスーパーファイン・パネルを搭載。低反射コーティングが施されているため、映り込みが大幅に低減されている
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