「総額表示方式」の影響、こんなところにも

» 2004年04月19日 23時59分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

Weekly Top10

 金曜日の記事であったため週間TOP10入りは果たせなかったが、きょうは、“ちょっとマヌケ面”なのになぜか心揺れ動かされるアヒル型USBメモリ「i-Duck」(2004年4月16日の記事参照)が気になっている。

「スーパーi-Duck」頂点から、ピンク・イエロー・ピース・ジューシー・苺子(イチコ)・ブルー

 4月16日に発表されたのは、i-DuckのUSB 2.0/512Mバイト版となる「スーパーi-Duck 五一兄」。五一兄は、“こういちにいさん”と読み512Mバイトを意味する。

 税抜き価格は2万5123円。これはUSB 2.0の“2”と、こういちにいさんの“5123”をかけているらしい。ただし悲しいかな、4月1日に施行された改正消費税法に基づく「総額表示方式」によって、われらニュースサイトではできるだけ税込み価格を表示するようにしているわけで、そうすると2万6379円となってしまう。「社内で可能な限り案を出し合ってつけた」(発売元の広報Y氏)という力作にもかかわらず台無しにしてしまって恐縮である。

 ちなみにこの愛すべき「スーパーi-Duck 五一兄」、ピンク・イエロー・ブルー・ジューシー・苺子(イチコ)・ピースというカラーラインアップが用意されている。この展開もなかなかシュールに笑えた。

 ピンク+ハート型の“苺子(イチコ)”カラーは、正式製品名をあえて表すとすると「スーパーi-Duck 五一兄苺子」となる。“にいさん”なのにイチコとはいかに。それより“にいさん”なのにジューシーとはいかに。筋肉隆々のテカテカマッチョメーンを想像してしまったのは私だけだろうか。

 今後も、「ぴちぴちピーチ」や「ブルブルべりー」などの“思い切った”カラー名があるドコモの携帯電話「P252iS」(2004年4月19日の記事参照)のように思い切った命名付けをしてくれることに期待したい。

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