テガラ、無線LANや省電力機能を装備したLinux搭載モバイルノートPCを開発

[ITmedia]

　PCショップ「テガラ」などを運営するBTO PCメーカーのテガラは、OSにLinuxを採用し、IEEE 802.11b準拠無線LANやACPI省電力機能を装備したB5ファイルサイズモバイルノートPC「Excelino（Excellent Linux Note）」を7月30日に発売する。価格はオープンで、同社オンラインストア価格は16万9800円（税込み）。

OSにSUSE Linux Professional 9.1日本語版を採用したB5ファイルサイズモバイルノート「Excelino」

　同製品の特徴は、OSにノベルのLinuxディストリビューション「SUSE Linux Professional 9.1日本語版」を採用し、Linux搭載ノートでは実現が難しかった無線LANやACPI省電力機能を標準実装していること。

　ノベルの統合パッケージ管理ソフト「YaST」を導入してアプリケーションのインストールやオンラインアップデートを簡略化したり、Samba 3.0でWindowsネットワークに対応可能にするなど、Windows環境から移行しやすくした。リコーの日本語TrueTypeフォントや、ジャストシステムの日本語入力・変換ソフト「ATOK X for Linux」を搭載する。

　同製品の主な仕様は以下の通り。

製品名	Excelino
OS	SUSE Linux Professional 9.1日本語版
CPU	Pentium M/1.40GHz
チップセット	Intel 855GME＋ICH4-M
メモリ	PC2700 DDR SDRAM 256Mバイト
ディスプレイ	1024×768ドット対応12.1インチTFT液晶
グラフィックス	チップセット内蔵
HDD	4200rpm 40Gバイト
ネットワーク	1000BASE-T／100BASE-TX／10BASE-T、IEEE802.11b準拠無線LAN、モデム
インタフェース	USB 2.0、IEEE1394、PCカードType II、VGAなど
バッテリー駆動時間	2.4時間
サイズ（幅×奥行き×高さ）	275×223×17〜25ミリ
重量	1.28キロ
価格（税込み）	16万9800円