1.7キロで2500ルーメン──エプソン、オフィス向け高輝度液晶プロジェクタ発売

» 2004年08月23日 22時04分 公開
[ITmedia]

 セイコーエプソンは8月23日、1キロ台後半と軽量ながらも2500ルーメンの高輝度を実現するビジネス向けモバイル液晶プロジェクタ「オフィリオプロジェクタEMP-740」とワイヤレスプレゼンテーション対応の「同EMP-745」を、エプソン販売を通じて9月上旬に発売する。価格はEMP-740が44万8000円、EMP-745が49万8000円。

1.7キロと軽量ながら、クラス最高の2500ルーメンの高輝度を実現したビジネス向けモバイル液晶プロジェクタ「オフィリオプロジェクタEMP-740」

 両製品は、1キロ台後半(EMP-740は1.7キロ、EMP-745は1.8キロ)と軽量ながらも、2キロ以下では最高クラスとなる2500ルーメンという高輝度の実現が特徴となる。

 本体の傾きを検知して台形歪みを自動補正する自動台形歪み補正機能や、映像信号が入力されているソースだけを選択する入力信号自動検出機能、電源オンから投写開始まで約7秒、電源オフ後の必要クールダウン時間約20秒のクイックスタート&クールダウン、画面の高さ調整や水平調整が簡単に行える単脚など、使いやすさを高める各種の機能や機構を搭載する。

 さらにEMP-745は、プロジェクタ用IEEE802.11b/g無線LANカードとワイヤレス投写ソフト「EMP NS Connection」を装備し、PCの画面をワイヤレスで投写可能となっている。PCカードType IIスロットを装備し、MPEGハードウェアデコーダを内蔵しているため、PCを介さずにデジカメで撮影した静止画や動画を投写することできる。

 液晶パネルの解像度は1024×768ドット×3枚、コントラスト比は400:1で、リアルXGA表示対応。搭載レンズは開放F値1.6〜1.8の光学1.2倍ズームで、投影サイズは30〜300インチ。サイズは276(幅)×193(奥行き)×70(高さ)、重量はEMP-740が1.7キロ、EMP-745が1.8キロ。

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