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» 2004年08月31日 16時52分 UPDATE

自作PCユーザーのための夏休み工作教室:番外編きょうは童心に還って乾電池を作ってみた (1/2)

今回は番外編として、松下電池工業が夏休みに実施している「夏休み 手づくり乾電池教室」を紹介しよう。乾電池の原理、あなたは知ってますか?

[小林哲雄,ITmedia]

乾電池を作る

 夏休みの工作教室はどちらかというと「ハード」な内容でお届けしたが、特別版としてお手軽な「工作教室」をお届けしよう。どちらも一般参加が可能なのは夏休みだけなので、覚えていたら来年チャレンジしてほしい。

 松下電池工業が毎年夏休みに実施しているのが「夏休み 手づくり乾電池教室」だ。1960年半ばよりナショナルのファンを増やすという意味で工場見学の受け入れを開始して以来、電池ショールームと工場の見学、手作り乾電池教室の体験学習を実施している。

 現在はアルカリ乾電池工場ラインと品質検査工程の見学、松下幸之助記念館での電池の歴史、未来の学習、ショールームの見学とあわせ、乾電池の手作りが体験できるという内容となっている。

 対象は小学3年以上の親子で事前予約制だ。ただし、工場見学が含まれている関係上「同業者お断り」となっている。


 乾電池教室が行われた場所は大阪府守口市にある松下電池工業の電池工場で、広さは甲子園球場の2倍もある。ちなみにこのような工場が日本には5カ所、世界中に28の工場があって、ほとんどの種類の電池を作っているところだ。

 子供たちは司会の森田さんと一緒に作ることになる。乾電池は陽極に二酸化マンガン、陰極に亜鉛を使っている。今日作るのは単一型電池だ。

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 まず亜鉛缶の中に入っているセパレーターを濡らす。これは亜鉛と二酸化マンガンが直接反応しないように、分離するために使うわけだ。まず水を入れる。

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 中に入れる二酸化マンガンの袋を取り出す。ものすごく細かいから汚れないように注意しないとダメ。このため新聞紙がひいてある。

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 袋を開けて、空気をちょっと入れたらしっかり閉じる。そして底に三角形の切れ目を入れる。これで手を触れずに缶の中に詰めることができる。

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 インストラクターの実演付だから、割とカンタン。

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 缶に入れた水を全部捨ててから、二酸化マンガンを少しづつ詰める。いっぺんに入れるとあふれちゃうので、少し入れては叩くという作業を繰り返していく。

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 周りのセパレーターを折りこむようにしてから、ボール紙でできた「ツバ紙」を入れる。真ん中の穴から二酸化マンガンがこぼれそうになってしまった。

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 スチロールの棒でギュっと押し込む。半分ぐらい押し込めればよい。

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 そして封口板をはめる。すこしはまりにくいが、ギュっと押さえたら入った。

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