QV-Rシリーズに600万画素モデルが登場――カシオ計算機

» 2004年09月01日 18時09分 公開
[ITmedia]

 カシオ計算機は9月1日、エントリーモデルのデジカメ「QV-R」シリーズ新モデル「QV-R61」を発表した。

QV-R61
背面

 QV-R61は「QV-R51」の上位モデル。1/1.8インチ正方画素原色CCDを採用しており、有効画素数は600万画素。光学3倍ズームを持ち、「EXILIM」シリーズと同様の超小型画像処理モジュール「EXILIMエンジン」を搭載している。

 起動時間は約1秒で、レリーズタイムラグは約0.01秒。CIPA規格準拠で約280枚の撮影が可能だ。背面には2.0インチのTFT液晶を採用した。なお、EXILIM EX S-100/Z55などで採用された「ビジネスショット」や「オートマクロ」といった機能も搭載された。

 QV-R61は9月16日の発売で、価格はオープンプライス(店頭予想価格4万5000円)。おもなスペックは以下の通り。

製品名 QV-R61
撮像素子 1/1.8インチ正方画素原色CCD(総画素数:637万画素/有効画素数:600万画素)
記録画像フォーマット 静止画:JPEG(Exif Ver2.2)/DCF準拠/DPOF対応、動画;AVI(Motion JPEG)
記録媒体 内蔵フラッシュメモリー(9.7Mバイト)、SDメモリーカード/MMC
記録画素数 静止画:2816×2112/640×480ピクセル、動画:320×240ピクセル(15fps)
レンズ F2.8(W)〜4.9(T)、f=8(W)〜24(T)ミリ(35ミリ換算:約39〜117ミリ)
ズーム 光学3倍、デジタル4倍
焦点調節 コントラスト方式オートフォーカス(スポット/マルチ切換可能)、マクロモード、無限遠モード、マニュアルフォーカス可能
撮影可能距離 標準:約60センチ〜∞、接写:10〜70センチ
露出制御 測光方式:撮像素子によるマルチパターン測光、中央重点測光、スポット測光、制御方式:プログラムAE、露出補正;−2EV〜+2EV(1/3EV単位)
シャッタースピード 4〜1/2000秒(夜景モード含む)
絞り オート:F2.8/F4.8(W)
ホワイトバランス オート/固定(6モード)/マニュアル
感度設定 オート/ISO64/125/250/500
撮影関連機能 静止画撮影、動画撮影、高速連写(3枚/秒、最大3枚)、マクロ撮影、ベストショット、ビジネスショット、オートマクロ、フラッシュアシスト、アイコンガイド、彩度/コントラスト/シャープネス/フラッシュ光量設定
ファインダー 液晶モニター、光学式ファインダー
モニター 2.0型デジタルインターフェースTFTカラー液晶8万4960(354×240)画素
電源 単3形ニッケル水素充電池×2、単3形リチウム電池×2、単3形アルカリ電池×2、別売ACアダプター
電池寿命 撮影枚数約280枚(CIPA規格準拠)、連続撮影時約900枚(約2時間30分)
サイズ 88.3(幅)×60.4(高さ)×33.4(厚さ)ミリ(突起部除く)
重量 約168グラム(電池・付属品含まず)

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