カシオ計算機は9月1日、エントリーモデルのデジカメ「QV-R」シリーズ新モデル「QV-R61」を発表した。
QV-R61は「QV-R51」の上位モデル。1/1.8インチ正方画素原色CCDを採用しており、有効画素数は600万画素。光学3倍ズームを持ち、「EXILIM」シリーズと同様の超小型画像処理モジュール「EXILIMエンジン」を搭載している。
起動時間は約1秒で、レリーズタイムラグは約0.01秒。CIPA規格準拠で約280枚の撮影が可能だ。背面には2.0インチのTFT液晶を採用した。なお、EXILIM EX S-100/Z55などで採用された「ビジネスショット」や「オートマクロ」といった機能も搭載された。
QV-R61は9月16日の発売で、価格はオープンプライス(店頭予想価格4万5000円)。おもなスペックは以下の通り。
製品名 | QV-R61 |
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撮像素子 | 1/1.8インチ正方画素原色CCD(総画素数:637万画素/有効画素数:600万画素) |
記録画像フォーマット | 静止画:JPEG(Exif Ver2.2)/DCF準拠/DPOF対応、動画;AVI(Motion JPEG) |
記録媒体 | 内蔵フラッシュメモリー(9.7Mバイト)、SDメモリーカード/MMC |
記録画素数 | 静止画:2816×2112/640×480ピクセル、動画:320×240ピクセル(15fps) |
レンズ | F2.8(W)〜4.9(T)、f=8(W)〜24(T)ミリ(35ミリ換算:約39〜117ミリ) |
ズーム | 光学3倍、デジタル4倍 |
焦点調節 | コントラスト方式オートフォーカス(スポット/マルチ切換可能)、マクロモード、無限遠モード、マニュアルフォーカス可能 |
撮影可能距離 | 標準:約60センチ〜∞、接写:10〜70センチ |
露出制御 | 測光方式:撮像素子によるマルチパターン測光、中央重点測光、スポット測光、制御方式:プログラムAE、露出補正;−2EV〜+2EV(1/3EV単位) |
シャッタースピード | 4〜1/2000秒(夜景モード含む) |
絞り | オート:F2.8/F4.8(W) |
ホワイトバランス | オート/固定(6モード)/マニュアル |
感度設定 | オート/ISO64/125/250/500 |
撮影関連機能 | 静止画撮影、動画撮影、高速連写(3枚/秒、最大3枚)、マクロ撮影、ベストショット、ビジネスショット、オートマクロ、フラッシュアシスト、アイコンガイド、彩度/コントラスト/シャープネス/フラッシュ光量設定 |
ファインダー | 液晶モニター、光学式ファインダー |
モニター | 2.0型デジタルインターフェースTFTカラー液晶8万4960(354×240)画素 |
電源 | 単3形ニッケル水素充電池×2、単3形リチウム電池×2、単3形アルカリ電池×2、別売ACアダプター |
電池寿命 | 撮影枚数約280枚(CIPA規格準拠)、連続撮影時約900枚(約2時間30分) |
サイズ | 88.3(幅)×60.4(高さ)×33.4(厚さ)ミリ(突起部除く) |
重量 | 約168グラム(電池・付属品含まず) |
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