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» 2004年09月07日 23時00分 UPDATE

グラフィックスカードきょうは「GeForce 6600 GT」のパフォーマンスに、「お父さんの希望」が見えてきた (1/3)

「お、お小遣いください」といつもビクビクしているユーザーにとって、グラフィックスカードの限界は2万5000円のミドルレンジ。GeForce 6600 GTはそんな「お父さん」に福音をもたらしてくれるのか。注目のGeForce 6600 GTリファレンスカードでベンチマークをまわしてみた。

[長浜和也,ITmedia]

 NVIDIAの新世代GPUとして2004年に登場したGeForce 6シリーズ。従来の製品と一線を画したパフォーマンスで、パワーユーザーから注目の存在であるが、現在のラインアップは高価なハイエンドラインのGeForce 6800ファミリーに限られている。

 GeForce 6シリーズをハイエンドからミドルレンジ、バリュークラスへと、すべてのレンジで展開していくのがNVIDIAが考える今年の戦略であるが、先日発表されたGeForce 6600ファミリーは、その構造やスペック、想定される製品価格などなど、ミドルレンジをターゲットにしたラインアップとなっている。

 すでにITmediaでも紹介してるように、GeForce 6600ファミリーはハイエンドのGeForce 6600 GTとエントリークラスのGeForce 6600の2種類が用意されている。パーツベンダーによると、GeForce 6600を搭載したグラフィックスカードは9月後半から10月にかけて、また、GeForce 6600 GTを搭載した製品は10月から11月にかけてそれぞれ出荷される見通しになっている。最初に登場するのはPCI Express対応の製品になるが、11月にはAGP 8X対応製品も登場する予定だ。

kn_gf66zen.jpg NVIDA提供のGeForce 6600 GTリファレンスカード
kn_gf66size.jpg 基板のサイズはRADEON X600XT搭載のカードとほぼ同じ
kn_gf66mem.jpg リファレンスカードが搭載するビデオメモリ容量は128Mバイト。モジュールはGDDR3搭載グラフィックスカードで定番のSAMSUNG製K4J55323QF-GC20。気になったのがベンチマーク中に簡単に測定したメモリモジュールの温度。室温摂氏28度の条件で、RADEON X600XTカードは高くても摂氏50度なのに、GeForce 6600 GTカードでは摂氏60度を確認した

 気になる実売価格は、これも既報のとおりGeForce 6600 GT搭載カードで2万5000円程度、GeForce 6600搭載カードで2万円程度と予想されている。9月初旬におけるPCI Express搭載カードの店頭価格と比較すると、GeForce 6600 GTは、2万6000円前後のGeForce PCX5900搭載製品、もしくは2万4000円前後のRADEON X600XTと価格的に競合することになる。

 最新のメジャーゲーム「DOOM3」におけるパフォーマンスや、マルチGPU技術「NVIDIA SLI」などに注目が集まるGeForce 6600ファミリーだが、パーツショップで最も売れ筋の価格帯であることから、単体の汎用的なコストパフォーマンスも気になるところ。

 今回は、NVIDIAのリファレンスカードを使ってGeForce 6600 GTのパフォーマンスを見ていくことにしたい。これまでのPCI Express対応ミドルレンジGPUである、RADEON X600XTやGeForce PCX5900との比較だけでなく、DOOM3における最新ForceWareのアドパンテージや、それ以外の3Dゲームにおける実力、そして上位GPUである「GeForce 6800」と比較したコストパフォーマンスも検証してみよう。

 今回行うベンチマークテストは、定番の「3DMark03」「Aquamark3」「TOMB RAIDER angel of darkness」に加えて、GeForce 6600 GTとはきっても切れない「DOOM3」timedemoによるベンチマーク結果も呈示している。

 それぞれのベンチマークで解像度、アンチエイリアス、異方性フィルタリングの有無などの設定を変更して軽負荷状態と重負荷状態のベンチマークを行っているのはいつものとおり。DOOM3では解像度を1024×768ドット、1600×1200ドットのそれぞれにおいて、ULTRAHIGH+異方性フィルタリングを無効、もしくは8サンプルの切り替えで軽負荷、重負荷の条件を設定している。

 なお、NVIDIAのドキュメントではDOOM3において異方性フィルタリングを有効しないように指導されている。そのため、ベンチマークの重負荷時結果は参考値として扱っていただきたい。

 テストに試用したシステム環境はいつも通りPentium 4 540とIntel 915G、PC3200/512Mバイト×2を組み合わせたもの(AGP対応グラフィックスカードのテストではPentium 4/3.20E GHzにIntel 865PEマザー)を用意した。

 なお、GeForce 6800/GeForce 6600 GTカードではNVIDAが指定してきたForceWare 65.76を適用したが、GeForce PCX5900ではカードが正しく認識されなかったため、NVIDIAのWebサイトでダウンロードできる最新のForceWare 61.77を適用している。また、RADEON X600XTでもATI TechnologiesのWebサイトでダウンロードできる最新の公式Catalyst 4.8を適応した。なお、ATIのサイトからはDOOM3に最適化された4.9ベータ版もダウンロードできるが、今回RADEON X600XTに適用したところ、パフォーマンスに変化が見られなかったため、公式の4.8の結果のみ採用している。

ベンチマークシステム環境その1
CPUPentium 4/540(3.2GHz)
マザーボードAopen i915Gm-I
メモリPC3200/512MB×2ch
HDDST3160023AS
OSWindows XP Professional +SP1

ベンチマークシステム環境その2
CPUPentium 4/3.20E GHz
マザーボードMSI 865PE Neo-P
メモリPC3200 512MB×2ch
HDDDiamondMax Plus9(120GB)
OSWindows XP Professional +SP1

kn_gf66_mid_3d03scr.jpg 3DMark03 Score

kn_gf66_mid_3d03gt1.jpg 3DMark03 GT1

kn_gf66_mid_3d03gt4.jpg 3DMark03 GT4

kn_gf66_mid_3d03fills.jpg 3DMark03 Fill Rate(Single)

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