変換機能を向上――エルゴソフト、ワープロソフトEGシリーズをバージョンアップ

» 2004年09月17日 17時11分 公開
[ITmedia]

 エルゴソフトは、Macintosh用ワープロソフト EGシリーズをバージョンアップした。「EGBRIDGE 15」、「EGWORD 14」、「EGWORD PURE 9」、をラインアップしており、それぞれ10月22日に発売する。

 EGBRIDGEは、Macintosh対応日本語入力プログラム。最新版では、Mac OS X v10.3 の新技術「TSM Document Access」と、同社独自開発の文脈解析エンジンを融合させ、誤変換の問題を解消させたことが特徴。文章の途中で文字を訂正したり追加する際に、入力する前後の文章を取り出して文脈を解析し、正しい文字に変換できるようになった。

 また、入力中の文章の文章を自動的に推定し、コンピュータ分野なら「機種」、スポーツ分野なら「騎手」と変換するなど、同音語候補の並びでその分野に該当する語句を優先的に変換可能だ。そのほか辞書管理ツールを一新し、文字パレットの改訂などを行っている。

 EGWORD、EGWORD PUREは、Macintosh向けワープロソフト。EGBRIDGEを装備している。新バージョンでは、本文の編集操作での処理スピードを大幅に向上させている。また、変更した箇所をカラー表示させ、推敲の過程を確認できる変更履歴機能、正規表現検索機能などを搭載した。

 対応OSはすべてMac OS X 10.2.8。製品のラインアップと価格は以下の通り。

製品名 価格
EGBRIDGE15 1万290円
EGBRIDGE15 バージョンアップ 5000円
EGWORD14 2万9400円
EGWORD14 アカデミック版 1万8900円
EGWORD14 バージョンアップ 1万500円
EGWORD PURE 9 1万3440円
EGWORD PURE 9 6500円

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月16日 更新
  1. 使って分かったM4チップ搭載「iPad Pro」のパワフルさ 処理性能とApple Pencil Pro/Ultra Retina XDRディスプレイ/新Magic Keyboardを冷静に評価する (2024年05月14日)
  2. 2台のPCを“直結”して高速データ転送と画面共有を実現――Intelが「Thunderbolt Share」を発表 対応製品は2024年後半に登場予定 (2024年05月16日)
  3. 新型「iPad Pro」が見せる未来の夢と「iPad Air」が見せたバランス感覚 実機を試して分かったiPad購入ガイド (2024年05月14日)
  4. Next GIGAで何が変わる? 文科省が「学習用端末」の要件や補助スキームの変更などを行った理由【前編】 (2024年05月16日)
  5. FMVの富士通クライアントコンピューティングが2種類の周辺機器を発売 「27型ワイド4Kディスプレイ」と「ワイヤレス静音キーボード」 (2024年05月14日)
  6. AMDが内蔵グラフィックス非搭載の「Ryzen 7 8700F」など2製品を発表 (2024年05月15日)
  7. ワコムの有機ELペンタブで快適手書きメモライフ! 絵描きではないビジネスパーソンが「Wacom Movink 13」を試したら (2024年05月14日)
  8. キヤノンMJ、PCレスでのスキャンやデータ送信も可能なネットワークスキャナー「ScanFront 400II」 (2024年05月14日)
  9. 絵文字のルーツはシャープの電子手帳? AIoTクラウドが日本の製造業を支援する理由 (2024年05月15日)
  10. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー