世界最小最軽量のデジタル一眼レフ機*ist DSで写真を120%楽しむ(3/5 ページ)

» 2004年12月03日 00時00分 公開
[ITmedia]

豊富な交換レンズを使いこなす

 *ist DSは、レンズマウントに「ペンタックスバヨネットKAFマウント」を採用し、K、KA、KAF、KAF2マウントのレンズを装着できる。撮影できる範囲(画角)は、レンズ表記の焦点距離の約1.5倍相当だ。つまり、焦点距離50ミリのレンズは、75ミリ相当の画角になる。この点は、従来モデルの「*istD」や同クラスのデジタル一眼レフ機と同等である。

 これからデジタル一眼レフを始める人であれば、1本目のレンズにはキット販売もされる新しい標準ズームレンズ「DA ズーム18〜55mmF3.5〜5.6 AL」を購入するのが、手軽で便利だろう。このレンズは、35ミリ換算で広角27.5ミリから中望遠84ミリ相当の画角になり、幅広い用途に対応できる。

 もっと広角の撮影がしたい場合には、広角ズームの「DA ズーム16〜45mmF4ED AL」や超広角の単焦点レンズ「DA 14mmF2.8 ED(IF)」、本格的なマクロ撮影を楽しみたい場合には、マクロレンズ「D FAマクロ50mmF2.8」などを選ぶといいだろう。

 望遠レンズについては、F値の明るい大きなレンズよりも、F値が多少暗めでもサイズが比較的小さなレンズのほうが、*ist DSのコンパクトボディに取り付けた場合のバランスがいい。望遠ズームなら「FA Jズーム 75〜300mm F4.5〜5.8 AL」など、単焦点レンズなら「FA 50mmF1.4」や「FA 50mmF1.7」などが使いやすいはずだ。

画像 「DA ズーム18〜55mmF3.5〜5.6 AL」を付けた状態。常用ズームとして最適なレンズだ。なお、レンズ名にDAと付くものは、デジタル一眼レフ機の専用レンズである
画像 左から「FA Jズーム 75〜300mm F4.5〜5.8 AL」、「DA ズーム18〜55mmF3.5〜5.6 AL」、「D FAマクロ50mmF2.8」。これ以外にも膨大な数の交換レンズを選べる
画像 「DA ズーム18〜55mmF3.5〜5.6 AL」を使い、ズームの中間域で撮影。35mm換算の焦点距離は67mm相当で、絞りはF7.1が選ばれているが、レンズの前にあった紅葉がきれいなボケとして表現された
画像 「FA Jズーム 75〜300mm F4.5〜5.8 AL」の中間域で撮影。このレンズは、35mm換算で115mmから460mm相当の画角になる

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