AMD、フラッシュメモリ不振で業績に影響

» 2005年01月12日 08時03分 公開
[ITmedia]

 米AMDは1月10日、第4四半期(10〜12月期)決算見通しの修正を発表、営業利益が第3四半期の実績を大幅に下回る見通しだと明らかにした。NORフラッシュメモリ市場で「競争が激しく困難な」状況にある中、メモリ部門が減収となり営業赤字が予想されることが原因。売上高は第3四半期の12億3900万ドルから微増を見込んでいる。

 同社のこれまでの見通しでは、第4四半期は季節的な要因を超えたプロセッサの売れ行きに牽引されて全体的な売り上げが伸びると予想、フラッシュメモリの売り上げも横ばいから増加を見込んでいた。

 プロセッサ事業を扱うコンピュテーションプロダクト部門は引き続き上昇基調にあり、第4四半期の部門収益は前期比で増収が見込めるという。正式な決算発表は1月18日に予定している。

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