本当にグッと来た、“機能てんこ盛り”パーツ「AeroCool COOL-PANEL」を試す(1/2 ページ)

» 2005年02月10日 19時43分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]

 数千円から購入できるものも多く、「ちょっとしたカスタマイズに」といったユーザーにかなり売れているという5インチベイ搭載パーツ。

 先日、アキバ各ショップのバイヤーが勧める売れ筋製品をピックアップしてみたが(関連記事参照)、この中でもとくに読者の目を惹いた製品、それがサイズ「AeroCool COOL-PANEL」だった。今回は、このAeroCool COOL-PANELをじっくり触ってみることにしよう。

 AeroCool COOL-PANELは、多機能をとことん突き詰めた逸品。基本は2チャネルのファンコンだが、フロントパネルは3分の2以上が“オマケ”機能で埋まっている。

photo サイズ「AeroCool COOL-PANEL」

 搭載インタフェースは5インチベイ1段分に、8in1メモリカードリーダー、USBポート×2、ファンコンの表示パネルと調節つまみ、IEEE1394×1、Serial ATA×2、RCA映像出力×1、ライン入力×1、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1を搭載する。

photo (1)メモリカードリーダー(マイクロドライブ/SDカード/MMCカード/メモリースティック/メモリースティックPRO/メモリースティックDUO/スマートメディア)、(2)USB2.0×2、(3)IEEE1394×1、(4)Serial ATA×2、(5)ライン入力/ヘッドフォン出力/マイク入力、(6)RCA映像出力、(7)ファンコントローラー(液晶パネル、調節つまみ×2)

何? このケーブルの多さ

 AeroCool COOL-PANELは、ファンコン機能とメモリカードリーダー以外は、背面ポートやマザーボード上よりを延長ケーブル経由でフロントに持ってきているだけ。当然ながら、RCA入力端子やSerial ATAのないマシン環境では、これらの機能は使えない。しかし、別にいいではないか。きっと将来的には使うことになるだろうという気持ちさえあれば。

photo AeroCool COOL-PANELの背面

 では早速、組み込んでみよう。

photo

 ……何だ? このケーブルの多さは。この多さに改めて驚いた。直径4ミリ前後のUSB/IEEE1394ケーブルが4本とSerial ATAケーブルが2本、加えてファンケーブルなどが加わりマシン内部が一気ににぎやかに、ぐっちゃんぐっちゃんになってしまうことだろう。背面ポートも埋め尽くされ、思わず「俺、カスタマイザー」と勘違いできてしまうほど。

photo とりあえず背面にコネクタ類をすべて装着するとこのような感じ。
photo 内部はこのような感じに、ぐっちゃんぐっちゃん
photo ケース背面に這うケーブル

ファンコンの精度は合格点、残るポートを使いこなせるか

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