数千円から購入できるものも多く、「ちょっとしたカスタマイズに」といったユーザーにかなり売れているという5インチベイ搭載パーツ。
先日、アキバ各ショップのバイヤーが勧める売れ筋製品をピックアップしてみたが(関連記事参照)、この中でもとくに読者の目を惹いた製品、それがサイズ「AeroCool COOL-PANEL」だった。今回は、このAeroCool COOL-PANELをじっくり触ってみることにしよう。
AeroCool COOL-PANELは、多機能をとことん突き詰めた逸品。基本は2チャネルのファンコンだが、フロントパネルは3分の2以上が“オマケ”機能で埋まっている。
搭載インタフェースは5インチベイ1段分に、8in1メモリカードリーダー、USBポート×2、ファンコンの表示パネルと調節つまみ、IEEE1394×1、Serial ATA×2、RCA映像出力×1、ライン入力×1、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1を搭載する。
AeroCool COOL-PANELは、ファンコン機能とメモリカードリーダー以外は、背面ポートやマザーボード上よりを延長ケーブル経由でフロントに持ってきているだけ。当然ながら、RCA入力端子やSerial ATAのないマシン環境では、これらの機能は使えない。しかし、別にいいではないか。きっと将来的には使うことになるだろうという気持ちさえあれば。
では早速、組み込んでみよう。
……何だ? このケーブルの多さは。この多さに改めて驚いた。直径4ミリ前後のUSB/IEEE1394ケーブルが4本とSerial ATAケーブルが2本、加えてファンケーブルなどが加わりマシン内部が一気ににぎやかに、ぐっちゃんぐっちゃんになってしまうことだろう。背面ポートも埋め尽くされ、思わず「俺、カスタマイザー」と勘違いできてしまうほど。
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