「やはりThinkPadはThinkPadだ」Intel 915GM/PMを搭載した新世代A4スリムノート──IBM「ThinkPad T43」(1/2 ページ)

» 2005年03月08日 09時05分 公開
[富永ジュン,ITmedia]

豊富なバリエーションモデルから必要なパーツを組み合わせる

 今回レビューしたのは、14.1インチ液晶モデルでは最上位にあたるPentium M 760搭載の「2668-72J」だ。ThinkPad T43には9種類にも及ぶ豊富なバリエーションモデルが用意されていて、CPU、メモリ、HDD、光学ドライブ、ワイヤレスアダプタなどユーザーの用途に応じたパーツを搭載したモデルを選択できる。

14.1インチ液晶ディスプレイを搭載したThinkPad T43「2668-72J」

 CPUはFSB533MHz対応のPentium M 760(動作クロック2.0GHz)、同750(1.86GHz)、同730(1.6GHz)の3種類、メモリはDDR2-553が256Mバイトと512Mバイトの2種類、HDDはすべて5400rpmのデバイスで40、60、80Gバイトの3種類、それぞれ用意されている。

 光学ドライブは、DVD-ROM、コンボドライブ、DVDスーパーマルチの3種類、ワイヤレスアダプタは、IEEE 802.11a/b/gとBluetoothを搭載したものとIEEE 802.11b/gのみの2種類から指定できる。OSは、すべてのモデルでWindows XP Professional SP2が導入されている。また、BTO可能なカスタマイズモデルもあり、自在にスペックを決められる。

 長らく「Sonoma」のコードネームで呼ばれていた最新Centrinoプラットフォームが採用されていて、チップセットはIntel 915GM、またはIntel 915PMが搭載されている。グラフィックスチップは、Intel 915GM内蔵グラフィックコアIntel GMA 900搭載モデルとMOBILITY RADEON X300搭載モデルがある。従来のPCカードスロットに加えて、転送速度2.5GbpsのPCI Express接続のExpress Card/34、またはExpress Card/54が装着できる。

 液晶ディスプレイは、14.1インチと15インチの2サイズから指定可能。解像度は14.1インチが1024×768ドットと1400×1050ドットの2種類、15インチは1400×1050ドットのみだ。さらに15インチモデルでは、IPSと呼ばれる広視野角技術を使った液晶ディスプレイが採用されていて、真上や真横からでも鮮明な表示画質が得られる。

 筐体サイズと本体重量は、14.1インチ液晶モデルが幅311×奥行き255×厚さ26.6〜31.4ミリ、2.3キロ(ウェイトセーバーベゼル使用時は2.2キロ)15インチ液晶モデルが幅329×奥行き268×厚さ31〜36ミリ、2.7キロ(同2.5キロ)。

 カバンに入れて持ち運ぶことは不可能ではないものの、1.5kgを切るA4モバイルノートが登場しているこのご時世に2.5キロ前後もある本体重量は正直モバイル向けとは言いがたい。常に持ち歩くという利用スタイルよりも、普段はデスクノートとして据え置きでのの利用が主となるだろう。

 インタフェースは、USB 2.0が2ポートとやや少ないように思われる。しかし、パラレルポート、VGA出力ポートを備えており、とっさの事態でもレガシーデバイスやプロジェクターなどにすぐに接続できるのが心強い。

左側面にはPCカードスロット、LAN、USBといった接続や挿入を伴うインタフェースが配置されている。TypeIIのPCカードスロットが2つあるように見えるが、上のスロットはExpressカードスロットになっている
右側面には光学ドライブにプレゼンテーションで重宝されるVGAを搭載
背面にはバッテリーパックが広いスペースを占有するため、用意されているインタフェースは電源コネクタとパラレルポートのみ。パラレルに接続する機会は減ったものの、電源コネクタが背面にあるのは評価が分かれるところだ

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