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» 2005年04月12日 11時00分 UPDATE

サウンドカード比べて分かる、音の明瞭度――PC音楽派向けサウンドカード「SE-90PCI」を試す (1/4)

音楽CD・MP3などをPCで聴く“PC音楽再生派”は、音にそれほどこだわりがないのだろうか。いや、そうではないだろう。適当な製品がなかったためと考えたい。今回はそのようなユーザーに向くと思われる、2ch再生に特化し、同社のこだわりを注入したというサウンドカードを試してみた。

[浅井研二,ITmedia]

 一般的なPCユーザーにとって、サウンドカードを購入するという機会は減っているに違いない。ノートPCはもちろん、デスクトップPCの場合でもマザーカードに搭載されているチップセットのサウンド機能で済ませてしまうケースが多くなっているためだ。もちろん標準と言ってもアナログ音声出力だけでなく、S/PDIFデジタル出力や多チャネル出力まで搭載しているものも多い。つまりサウンドカードを購入するのは、高音質での入出力が必要なユーザーが中心と言える。とくにデジタルレコーディングやDTMを行うような人たちだ。

 しかし、オンキヨーが発売したPCI内蔵タイプのサウンドカード「SE-90PCI」は、そういう事情とは少し異なる方向性を持っている。

photo オンキヨー「SE-90PCI」。価格は9000円前後(ITmedia Shoppingで最安値をチェックする)

 上位機種といえる同社「SE-150PCI」で備えられているデジタル音声入力や7.1chアナログ出力機能は省略され、アナログのステレオ音声出力(RCAピン)とS/PDIF出力のみを装備する。あえて出力に特化し、そのぶん価格を抑えるとともに、さらに音声品質の向上を図ったという。端子も単に減ったわけではなく、S/PDIFは24ビット/192kHz出力に対応可能になっている。

 SE-90PCIのオーディオコントロールチップには、VIA Technologies製「Envy24MT」が採用された。VIAではこのEnvy24MTを、ノートPCやスモールフォームファクタ向けとして提供している。「SE-150PCI」に使われていたEnvy24HTと比べて、入出力チャネルの数では少なくなっているものの、24ビット/192kHzのI/Oを装備している点は同じ。そのチップサイズは14×14ミリと、やや小さく(ほんのわずかだが)収まっている。

 小型チップを採用し、端子も必要最低限の数としたこともあり、SE-90PCIはロープロファイルサイズを実現している。もちろん標準サイズのブラケットも付属しており、それを付け替えることでフルサイズPCIとしても利用可能だ。

photo 標準/ロープロと2種類のブラケットが付属する
photo ブラケット交換は、手前の2つのねじを取り外せばいい

シンメトリレイアウトのアナログ出力部

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