日本サムスン、ネットワーククライアント内蔵の業務用46インチ液晶ディスプレイ

» 2005年05月16日 19時33分 公開
[ITmedia]

 日本サムスンは5月16日、ネットワーククライアント機能を内蔵の業務用46インチ液晶ディスプレイ「SyncMaster460Pn」、40インチ液晶ディスプレイ「SyncMaster400Pn」の2製品、およびネットワーククライアント機能が付属しない同型モデル「SyncMaster460P」「SyncMaster400P」の計4製品を発表、5月下旬より順次出荷を開始する。

photo SyncMaster460Pn

 SyncMaster460Pn/460Pおよび同400Pn/400Pは、いずれも1366×768ドット表示に対応するPVA方式の大型液晶パネルを搭載するディスプレイで、コントラスト比は800:1、輝度は500カンデラ/平方メートルを実現する。視野角は上下/左右ともに170度。

 液晶駆動の立ち上がり電圧を高めることで応答速度を向上するDCC駆動回路を搭載、中間階調域での応答速度は8msとなっている(黒−白−黒表示時の応答速度は、460Pn/460Pが14ms、400Pn/400Pが16ms)。

 1画面を左右2分割して表示するPBP(ピクチャー・バイ・ピクチャー)機能と、主画面内に小さな副画面を表示するPIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能に対応する。

 SyncMaster460Pnおよび同400Pnは、10BASE-T/100BASE-TX対応のネットワーククライアント機能を内蔵し、LAN経由でのネットワーク管理、静止画やテロップ表示、オフィスファイルの配信、スケジュール配信、複数ディスプレイへの同時配信などの機能を利用できる。

 主なインタフェースとしては、アナログD-sub×1、DVI×1、5BNC入力(コンポーネント)×1、5BNC出力(コンポーネント)×1、S-video入力×1、S-video出力×1などを備える。またSyncMaster460Pnおよび同400PnにはLAN端子のほかUSB×1、光デジタル出力×1も装備されている。

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