アイ・オー、高コントラストパネル採用の19インチ液晶など5製品

[ITmedia]

　アイ・オー・データ機器は6月1日、高コントラスト表示対応の「プレミアムMVA」パネルを採用した19インチ液晶ディスプレイ「LCD-AD194G」シリーズ2製品、および15インチ液晶ディスプレイ「LCD-A154G」シリーズ3製品を発表、6月中旬より順次発売する。価格はLCD-AD194Gシリーズが5万9000円、LCD-A154Gシリーズがオープンプライスとなっている。

　いずれの製品にも、PC側から画質調整を行えるアプリケーション「DisplayManager 2」が付属。手軽に画質調節を行えるほか、使用するソフトに応じて最適な画像に切り替えることが可能。またLAN環境にも対応しており、管理者側からのディスプレイの設定の一括変更や自動画質調整などもサポートしている。

ラインアップはホワイトモデルの「LCD-AD194GW」とブラックモデルの「LCD-AD194GB」を用意する

　LCD-AD194Gシリーズは、高コントラスト表示が可能なプレミアムMVAパネルを搭載し、1280×1024（SXGA）表示に対応する液晶ディスプレイ。最大輝度は250カンデラ／平方メートル、コントラスト比は800:1、応答速度は20ms。視野角は上下／左右ともに170度となっている。

　消費電力は最大時で51ワット、輝度を下げて電力消費を削減する「ECOモード」時で35ワット、待機電力は1ワットとなっている。

　フロント面下部に2ワット×2のステレオスピーカーを内蔵。インタフェースはDVI×1、アナログD-Sub×1、ライン入力×1、ヘッドフォン出力×1を備える。

　本体サイズは418（幅）×227（奥行き）×427〜497（高さ）ミリ、重量は8.6キロ（いずれもスタンド有り時）。

ホワイトモデルの「LCD-A154GW」、ブラックモデルの「LCD-A154GB」、保護フィルタ内蔵モデルの「LCD-A154G-P」をラインアップする

　LCD-A154Gシリーズは、コストパフォーマンスに優れるバリューモデルの15インチ液晶ディスプレイで、1024×768ドット（XGA）表示対応パネルを内蔵。最大輝度は250カンデラ／平方メートル、コントラスト比は500:1、応答速度は16ms。視野角は上下／左右ともに170度となっている。

　ECOモード対応で、最大消費電力は30ワット、ECOモード時で20ワット、待機電力は1ワットとなっている。

　フロント面下部に1ワット×2のステレオスピーカーを内蔵。インタフェースはアナログD-Sub×1、ライン入力×1、ヘッドフォン出力×1を備える。また、LCD-A154G-Pは液晶表面部に、低反射ARコーティングを施したガラス製保護フィルタを備えている。

　本体サイズは39（幅）×178（奥行き）×340（高さ）ミリ、重量は3.1キロ（LCD-A154G-Pは3.5キロ）。