Roxio、iPod向けソフトウェアスイートを発表

» 2005年06月10日 15時07分 公開
[ITmedia]

 Sonic SolutionsのRoxio事業部は6月9日、iPodユーザー向けMac OS X対応ソフトウェアスイート製品「The Boom Box」を発表した。価格は49.95ドル。既存の5種類のアプリケーションから構成され、iTunes Music Store以外からのソースを元にiPodライブラリを構築する機能を持つ。

 主要アプリケーションの1つがCD Spin Doctor 2。アナログレコードやテープからデジタル録音する機能を持ち、トラック間の無音部分を検知してオーディオファイルを分割したり、ノイズを除去して音質を上げたりすることができる。同社のToast 6 Titanium(99.95ドル)にはバンドルされているが、単体では提供されていない。

 デジタルからの録音用には、Rogue Amoebaから既に発売されているAudio Hijack(単体価格は16ドル)が提供される。Audio Hijackは、Mac OS Xで稼働している特定のアプリケーションの音声出力をそのまま振り分けてAIFF形式でデジタルレコーディングするツール。無音検知、分割機能を持つ。

 PredixisのMusicMagic Mixer Premiumは単体購入で29.95ドル。楽曲を1曲ずつ分析し、分析に基づいたプレイリスト自動生成機能を持つ。「この曲に似た曲のプレイリストを作る」。iTunesからAppleScriptでコントロール可能。

 ポッドキャスティング用ソフトとして人気の高いiPodderXも付属する。単体価格は24.95ドル。iSpeak Itはテキスト文書をオーディオファイルに変換するツールで、通勤時にメールやWebページを音声化したものを聞くことができる。対応言語は英語のみ。単体では14.95ドル。

 ダウンロードおよび購入はRoxioのサイトから。

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