第1回 大人買いPCのトホホな顛末:轟音編プレイバック“大人買い” 2005(1/2 ページ)

» 2005年08月18日 03時30分 公開
[柳谷智宣(アバンギャルド),ITmedia]

 昨年、一般的なPC4台分もの予算を投入し、PCを組んだ。それが「大人買いPC」(関連記事参照)

 とくにこだわったケースを導入したため、完成し、いざ自室に設置してみたときのインパクトと、そのアンバランスさたるや意識が遠のくほどだった。

 それ以来、メインマシンとして酷使、そしてさらに酷使。とくに仕事用として2Tバイト分、8台一気に導入したHDDの業務的効果が大きく、作業は至高といえる快適さだった。……だった。

 トラブル発生──しかも、その対処のためさらなるトラブルを招き、出費を強いる、“ほんとうの大人買いPC”が目覚めた。“ほんとうの大人買いPC”は、慢性的になんらかの悩みを抱えさせ、都度出費を強いるPCなのであった。

photo 設置当時の大人買いPC。小型冷蔵庫ほどもある巨大なヤツなのである

轟音駆除──そしてヤツが目覚める

 前回述べたが、GuangHsing Industrial「GHS-1500」、通称“金庫ケース”に備わるケース内ファンとHDDステー用ファンをすべて稼働させると、一言、轟音なのである。「“轟音”という要素は満足感や達成感を高める一因でもある」なんて述べてはみたが、そんなのはカッコ付けであったことをいまさらだが白状しよう。

 金庫ケースには、ケース内部中央のファンが標準で、2個設置した3基搭載可能なHDDステーにファンを備える。そこでその、とくにうるさい中央のファンを即取っ払う。当時は冬。いちおうケースの前の扉を開放するなど少しは気を使っていたので、とりあえず問題ないだろう。続けてケースと共振し、耳障りな騒音を発生してやまなかったHDDステーの背面ファンも止め、さらなる静音化を試みる。騒音源はCPUと電源ファン、HDD駆動音くらいで、その部屋で暮らせるほど静かになる。

 その1か月後、突如ブルースクリーンに遭遇した。ヤツが目覚めたのだった。

 再起動しても起動中のある部分で決まってブルー。アンチウイルスソフトやデフラグソフト、バックアップツールなどが原因かもなんて記載されているが、とくに思いあたるふしもない。チェックディスクなどを行うも状況は変わらない。

photo 何度起動してもブルースクリーンが表示されるようになる。今後もこのブルーに悩まされることとなる

 セーフモードでの起動もできない。HDDをイメージごとバックアップ・レストアできるシマンテック「Norton Ghost」でもだめ(もちろんトラブル前にバックアップしていたのだが)。面倒だが再インストールか。

OS再インストールもできない、HDDトラブルスパイラルの兆し

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