ユーリード、画像編集ソフト「PhotoImpact」にRAWデータ対応の新バージョン

» 2006年01月13日 18時21分 公開
[ITmedia]

 ユーリードシステムズは1月13日、同社製フォトレタッチソフト「PhotoImpact」の新バージョン「PhotoImpact 11」を発表、2月17日より発売する。価格は通常版が1万5540円、乗り換え/アップグレード版が1万290円、アカデミック版が8190円(いずれも税込み)。

photo PhotoImpact 11

 PhotoImpact 11は、コストパフォーマンスに優れる多機能フォトレタッチソフトで、従来製品にて対応が見送られていたRAW/DNGデータの取り扱いをサポート。また、デジカメごとのプロファイルを作成することにより、カメラ特性に合わせた画像補正を行う「スマートカーブ」機能を搭載し、より自然な画像補正を行える。

photo スマートカーブ実行画面。手持ちのデジカメで撮影した複数画像を基に、カメラ独自のプロファイルを作成できる

 その他の新機能として、同一シーンの連続写真から動いているオブジェクトのみを取り去る「スマートリムーブ」機能を装備。風景写真に写りこんでしまった人や動物などを取り除くことが可能となっている。

 画像から人物などをセミオートで切り抜くオブジェクト抽出機能も従来製品より強化。切り抜き精度が向上したほか、アンドゥ/リドゥ機能や縁取り部分の反転機能などが加わっている。

 付属ツールとして、RAWデータ対応の検索機能付きアルバムツール「PhotoImpact Album」、画像管理ソフト「PhotoExplorer 8.6」、GPFアニメーション作成ツール「GIF Animator」などが同梱される。

 対応OSはWindows 2000 Professional/XP。

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