スプリットキャリアチューナー搭載のMTVXはどう変わった?──カノープス「MTVX2006HF」TVキャプチャーカード(2/3 ページ)

» 2006年02月08日 10時00分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]

高解像度のPCディスプレイで視聴、というスタイルを改めて提案する「FEATHER2006」

 FEATHER2006では、画面右端に表示される「ライブタスクバー」という操作インタフェースが採用された。ライブタスクバーは、慣れ親しんでいるWindowsのタスクバーと似た感覚で操作できるもの。要は現在表示中の番組を“タスクバー”に表示し、ここから操作できる。チューナーの数だけ“タスク”が増え、「今どんな放送が流れているのか」を把握しやすいスタイルである。

photo ライブタスクバーに各チューナーの放送を格納できる。また“手前に表示”が可能で、ほかの作業中もオンエアチェックできる
photo タスクバー上のTV画面は拡大/縮小できる

 そしてWindowsのタスクバーと似ているところはもう1つある。それは“スタート”ボタンの存在だ。FEATHER2006では、ここからTV、VIDEO、MUSIC、PHOTO、NETWORK、CD、DVDといった各種機能へアクセスする仕組みとなっている。

photo FEATHERのロゴがWindowsの「スタート」ボタンに相当する。ここから各種メニューへアクセスできる

 録画予約機能にEPGが利用されているのは従来と同様だ。2つ以上のチューナーを搭載している場合、優先するチューナーを設定しておくこともできる。

 ただここでちょっと気になるのは、このEPG番組表の文字が“大きすぎる”こと。ここだけ10フィートUIのままのようだ。FEATHER2006になってPCの高解像度ディスプレイで観るスタイルを提唱しているはずだが、この部分は少し残念だ。

photo EPG情報は右下のコントロールパネル上にある「EPG」ボタンから呼び出す。このほかWindowsのタスクトレイのアイコンからはブラウザ形式のEPG番組表を呼び出すこともできる

次ページ: MTVX2006HF+FEATHER2006、よりシャープに見え、うろこ状のノイズも少ない

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月11日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  3. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  4. Minisforum、Intel N100を搭載したスティック型ミニPC「Minisforum S100」の国内販売を開始 (2024年05月10日)
  5. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
  6. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  7. ASRock、容量約2Lの小型ボディーを採用したSocket AM5対応ミニベアボーンPCキット (2024年05月10日)
  8. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  9. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  10. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー