レビュー
» 2006年03月01日 18時00分 公開

フォトレビュー:ThinkPad T60の中身をプチっと覗いて、見た! (1/2)

レノボ・ジャパンのThinkPad T60は、ThinkPadシリーズの顔となるノートPCだ。今回のフルモデルチェンジによって、Intel Core Duo/Core Soloの搭載とともにシステムを一新したのが最大のポイントといえる。実機を入手したので、早速中身をチェックしてみよう。

[田中宏昌,ITmedia]


▼注意▼

製品を分解/改造すると、メーカー保証は受けられなくなります。内部で使用されている部品などは編集部が使用した製品のものであり、すべての個体にあてはまるものではありません。

メモリスロットやコネクタの位置が従来機から大きく変更

 ThinkPad T60は従来通り15インチと14.1インチ液晶モデルが用意され、本体サイズも15インチが329(幅)×268(奥行き)×31〜36(高さ)ミリ、14.1インチが311(幅)×255(奥行き)×26.6〜31.4(高さ)ミリと変わりがない。重量も約2.3キロ(14.1インチモデルの場合)とほぼ同じ。

 一方で内部のシステムは一新され、コネクタの構成や配置は大きく変わっている。目につくのはパラレルポートの廃止、USB 2.0ポートの増加(2基から3基へ)、無線LANの電源スイッチ追加などだ。

左から、ThinkPad T60の天面、底面、ThinkPad T42(2373-L8J)の底面。底面積は15インチ/14.1インチ液晶モデルともにT43やT42と共通だ。また、T60ではメモリースロットの位置が変更されているのがわかる
左がT60で右がT42。T60では背面のパラレルポートを省いて排気口にしたほか、USB 2.0が3基に増えて両側面に配置された

キーボードユニットはZ60シリーズと共通に

 キーボードは先に紹介したX60/X60sと同じように、Windowsキーとアプリケーションキーが追加されたもので、ユニット自体は昨年登場したZ60m/Z60tと共通だ。英文のシルク印刷のフォントがシャープで見やすいタイプに変更されたり、ポインティングデバイスのクリックボタンが黒一色になったのが目を引く。これらの外観だけでなく、内部のパンタグラフ構造に手が加えられたのも見逃せない。

Windowsキーなどを追加しながら、スペースバーは45ミリと従来機と同じサイズを維持している
左がT60、右がT42のパンタグラフ部(「C」キーのキートップを外したところ)。T60では、パンタグラフの根本が外れにくく改善されたとのこと

ThinkPad Roll Cageを導入し堅牢性をアップ

 ThinkPad T60ではZ60m/Z60tで初めて採用された、ThinkPad Roll Cageと呼ばれるマグネシウム合金製のフレーム構造を導入し、強度のアップと基板へのストレス減少を両立したのが見どころだ。このフレームは0.8ミリ厚(場所によって増減するが)あり、基板(マザーボード)を覆うような形で組み込まれている。

 インテルの新CPUを採用したT60では、チップセットがIntel 945 Expressファミリーとなる。グラフィックスのバリエーションは豊富で、Intel 945GM内蔵コアからATI TechnologiesのMOBILITY RADEON X1300/X1400がある(T60pはMOBILITY Fire GL V5200を採用)。ちなみに、今回入手したモデルにはMOBILITY RADEON X1400(グラフィックスメモリーは128Mバイト)が搭載されていた。

写真は左上からパームレスト、キーボードユニット、上面カバーと冷却ユニットを外した図。基板がThinkPad Roll Cageで覆われているのが見て取れる。右下はマグネシウム合金製のRoll Cageだ
中央にGPUのMOBILITY RADEON X1400、その右下にIntel Core Duo T2500(2GHz)、右上にノースブリッジのIntel 945PMがある。GPUの左に見えるのはMini PCI Expressの無線LANモジュールだ
T60では2基のメモリスロットがタッチパッド直下にある。ネジを5本回して、キーボードユニットとパームレスト部を外す必要があるので、アクセスするには手間がかかる
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