Wireless Mighty Mouseの主なスペック(実測値) | |
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Macとの接続方法 | Bluetooth 2.0 |
ボタン数 | 4ボタン |
読み取りセンサ | レーザー/圧力 |
サイズ | 62(幅)×110(奥行き)×30(高さ)ミリ |
重量 | 84/100/115グラム(本体のみ/付属電池1本/2本) |
対応OS | Mac OS X 10.4.6(フル機能を使う場合) |
主な付属品 | マウス、単三リチウム電池2本、マニュアル、ソフトウェアCD-ROM |
価格 | 8600円(Apple Store価格) |
アップルコンピュータから待望(ようやく!?)の「Wireless Mighty Mouse」(MA272J/A)が発売された。ワイヤードの「Mighty Mouse」(MA086J/A)が昨年の8月2日に登場したことを考えると、ほぼ1年ぶりの新モデルと言える。なお、ニュース記事はこちらを参照してほしい。
Wireless Mighty Mouseを見た印象は、文字通り“しっぽ”(ケーブル)を省いただけのMighty Mouseだ。360度スクロール可能(Macのみ)なスクロールボールや左右に配置された感圧センサーボタン、タッチセンサを搭載したトップシェル、天面にあるアップルマークの彫り込みなどをMighty Mouseからそっくり継承している。
主なスペックは右の表にまとめたが、従来モデルとの大きな違いは、USBからBluetooth 2.0で接続されること、読み取りセンサが光学式からレーザーになったこと、新たに内蔵電池が必要になったこと、対応OSからWindowsが省かれ、フル機能を使うにはMac OS X 10.4.6以降が必須になったことが挙げられる。そして改めて指摘するまでもないが、利用するMacにもBluetoothが必要だ。
対応Mac OS Xのバージョンと利用できる機能 | |
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10.4.6以降 | スクロール機能の使用/停止、主/副ボタンの機能割り当て、Exposeの起動、Dashboardの表示、Spotlight機能の起動、画面ズーム機能の使用、アプリケーションの切り替え/起動など(要付属ソフトウェアの導入) |
10.4.3〜10.4.5 | スクロール機能の使用/停止、主/副ボタンの機能割り当て、Exposeの起動、Dashboardの表示、Spotlight機能の起動、アプリケーションの切り替え/起動など |
10.3.9〜10.4.2 | 主/副ボタンの機能割り当て、Exposeの起動(Dashboardの表示は10.4〜10.4.2のみ) |
10.3.8以前 | スクロール機能付きマルチボタンマウス |
Wireless Mighty Mouse付属のマニュアルから抜粋 |
右の表は、Wireless Mighty Mouse付属のマニュアルに記されたサポートするMac OSのバージョンと利用できる機能についてまとめたものだ。
注目はWireless Mighty Mouseの機能をフルに使おうとした場合に、Mac OS X 10.4.6以降と付属ソフトウェアの導入が必須となっていることだ。それ以前のバージョンのMac OS X搭載機には添付のMighty Mouse Softwareがインストールできず、バージョンによって表のような制限がある点に気をつけたい。
また、付属の単3リチウム電池のほか、アルカリ/充電可能な単3電池を使用できると表記されているので、ニッケル水素なども利用できるだろう。なお、マニュアルには電池の持ち時間に関する表記はなく、単3乾電池1本でも動作するが、2本のほうが長持ちするとのことだ。
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