PC USER Pro

デルの“タフネス”ノート「ATG」シリーズが日本上陸

» 2007年02月07日 13時00分 公開
[ITmedia]
Latitude ATG D620

 Latitude ATG D620は、すでに米国で発表されている同名ノートPCを日本向けにカスタマイズしたもので、主要なスペックはほぼ同様。構成はユーザーによって選択可能であるが、CPUにはCore2 Duo T7600/7400/7200/5600/5500が用意され、システムボードのチップセットにはDDR2-667MHzに対応するIntel 945GMを搭載するなど最新のパーツで構成できる。

 ATGとは「All Terrain Grade」の略。Latitude ATG D620はLatirtude D620をベースに堅牢性と防水機能が組み込まれた。筐体の天面には長辺部分のヘリに耐久性を高めた素材と塗装を施し、キーボードは100ミリリットルの水まで耐えられる防滴性能を持たせている。

 また、筐体背面に設けられたインタフェースコネクタを防護するために取り外し式のポートカバーも用意されている。なお、オプションとして2.5インチHDDを収納していたHDDパックに衝撃吸収用のラバーを充填して1.8インチHDDを内蔵したモデルも選択可能だ。

 サイズは337×238.2×43.79ミリ。重さは最小構成時で2.84キロ。液晶ディスプレイのサイズは14.1インチワイドで最大解像度は1280×800ドットとなる。6セルの標準バッテリーパックを搭載した状態で約3.5時間駆動する。屋外でPCを使用することを想定して液晶ディスプレイの輝度は500ニット(ほぼ500カンデラ/平方メートルに相当)とLatitude D620の2倍となる高輝度となり、表面は反射防止のコーティングがなされている。また、夜間使用を想定してキーボードを照らす赤色LEDライトが液晶ディスプレイ上端に用意されている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月15日 更新
  1. 新型「iPad Pro」が見せる未来の夢と「iPad Air」が見せたバランス感覚 実機を試して分かったiPad購入ガイド (2024年05月14日)
  2. ワコムの有機ELペンタブで快適手書きメモライフ! 絵描きではないビジネスパーソンが「Wacom Movink 13」を試したら (2024年05月14日)
  3. 使って分かったM4チップ搭載「iPad Pro」のパワフルさ 処理性能とApple Pencil Pro/Ultra Retina XDRディスプレイ/新Magic Keyboardを冷静に評価する (2024年05月14日)
  4. ASUSが「新しいAI PC」を5月21日午前3時(日本時間)に発表 Snapdragon X搭載? (2024年05月13日)
  5. FMVの富士通クライアントコンピューティングが2種類の周辺機器を発売 「27型ワイド4Kディスプレイ」と「ワイヤレス静音キーボード」 (2024年05月14日)
  6. Intel ArcにARCTIC水冷キットにマウスに! 白と黒が選べる新製品が多数登場 (2024年05月13日)
  7. OpenAIが新AIモデル「GPT-4o」を発表 (2024年05月14日)
  8. キヤノンMJ、PCレスでのスキャンやデータ送信も可能なネットワークスキャナー「ScanFront 400II」 (2024年05月14日)
  9. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  10. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー