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» 2007年04月03日 11時45分 UPDATE

5分で分かった気になる、3月のアキバ事情:「自作は安い」が復活するかも――AMD 690への期待 (1/4)

3月のアキバは「AMD 690」搭載マザーボードが好調に売れていた。一方、ビル建設中のヤマギワ東京本店跡地にソフトマップ秋葉原新本店(仮称)が入り、これにともなう再編計画が明らかになるなど、中央通りの景観が大きく変わる予感も。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

“1万5000円浮かせる”AMD 690マザーが人気

og_akibamatome_001.jpg BIOSTAR「TA690G AM2」。初日から好調に売れ、現在は入手困難な状況

 3月の第4週から月末にかけて、AMDの新チップセット「AMD 690」シリーズを搭載したマザーボードが複数のメーカーから登場した。価格は1万3000円以下と安く、第1弾となったBIOSTAR「TA690G AM2」は上位の「AMD 690G」を搭載しながら9000円台で出回っていた。

 「AMD 690」シリーズは、高画質回路「AVIVO Technorogy」を組み込んだグラフィックス機能を備えており、上位の「690G」はHDMI出力とDVI+DVIのデュアルディスプレイ出力に対応している(ただし、現在出回っているマザーは、VGA+DVIでのデュアルディスプレイのみ対応)。下位の「690V」もRADEON X700をベースにしたグラフィックス性能を備えており、「ヘビーゲーマーでなければ、描画性能に不満は感じないでしょう」(パソコンショップ・アーク)と、ショップの評価も高い。

 その性能をアピールするべく、第4週末には、AMDが恒例のベンチマークイベントを開催。690Vマザーを使って、3Gゲーム「Half Life 2」をプレイしてみせ、「内蔵グラフィックスでも、3Dゲームが普通に楽しめるようになりました」と語った。

 現在出回っているAMD 690マザーはmicro ATXタイプのみだが、メインマシン用に購入する人が大勢いる様子。TA690G AM2に続いて登場した、ECS「AMD690GM-M2」(1万円前後)やMSI「K9AGM2-FIH」(1万2000円台)も好調に売れており、いずれも品薄な状況が続いている。

 あるショップは「メインマシン用のマザーは、低価格帯で1万5000円前後が売れ筋ゾーン。エントリー向けのグラフィックスカードも1万円弱はする。AMD 690マザーを使えば、トータルで1万円前後で済む。1万5000円を浮かせるのは大きいでしょう。自作に値ごろ感がなくなったと言われて久しいけど、その評価を覆せる製品だと思うね」と、自作の定番アイテムになることに期待を抱いていた。

og_akibamatome_002.jpgog_akibamatome_003.jpgog_akibamatome_004.jpg AMDイベントの初日は“兄貴”こと日本AMD 土居憲太郎氏が登場。恒例のジャンケンプレゼントも盛り上がった(写真=左)。第4週末に登場したECS「AMD690GM-M2」(写真=中央)。第5週に登場したMSI「K9AGM2-FIH」(写真=右)
TA690G AM2
AMD690GM-M2
K9AGM2-FIH
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