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» 2007年08月07日 12時00分 UPDATE

こいつ…違うぞ。装甲も、パワーも!:このノートPCはバケモノかっ!?――TWOTOP「VIP Note LX」 (1/3)

世の中には“非常識”なノートPCが存在する。TWOTOPがコアユーザーのために用意した究極のゲーム用モデル「VIP Note-LX E6624/DRV/795SLI-CV」もその1つだ。

[兼子忍,ITmedia]

究極のゲーマー向けノートPC

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 本格的に3Dゲームをプレイするためには、高いグラフィックス性能が不可欠だ。このニーズを受けて、直販PCメーカーやPCショップは、ゲームに特化した高性能モデルを販売しているが、その多くはタワー型の筐体を採用している。発熱量の大きい高性能CPUやグラフィックスカードを搭載するゲームミングPCにとって、冷却性と拡張性に余裕が見込める大型筐体は、いわば必然の選択なのだ。

 しかし、一部にはこの常識にとらわれない、いわば“非常識な”ノートPCが存在する。その1つが、TWOTOPの「VIP Note-LX E6624/DRV/795SLI-CV」だ。

ゲームに最適な性能を与えるべくデスクトップPC用のパーツを採用

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 VIP Note-LX E6624/DRV/795SLI-CVは、同社がコアゲーマー向けに用意したハイスペックノートPCだ。17インチワイド液晶を搭載したボディは、厚さが最大60ミリ、重量が約5.4キロと、ノートPCの中でもかなり大きい。そしてこのボディには、いわゆるハイエンドノートPCの枠を超えた高性能パーツが詰め込まれている。

 その1つがデスクトップPC用プラットフォームの採用だ。本機のチップセットにはIntel P965 ExpressとICH8Rの組み合わせが採用されており、CPUにはFSB 1066MHzに対応したCore 2 Duo E6600(2.66GHz)を搭載する。デスクトップPC用のCore 2 Duoには、より高速なFSBクロックを利用できることと、モバイルPC用のCore 2 Duoに比べてコストを大幅にカットできるというメリットがある。もちろん、発熱量や部品の実装面積では不利になるものの、本機のような大型ノートPCであれば、性能を最優先にあえてデスクトップPC用プラットフォームを採用するのも現実的と言える。

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 そしてもう1つの特徴が、2枚のグラフィックスチップが分担して描画処理を行い、3Dグラフィックス性能を大幅に向上するSLI技術の採用だ。VIP Note-LX E6624/DRV/795SLI-CVには、NVIDIAのノートPC用グラフィックスチップ「NVIDIA GeForce Go 7950 GTX」が2基搭載され、それぞれに512Mバイトずつのグラフィックスメモリが用意されている。ゲーミングノートをうたう製品自体は、ショップブランド系PCではめずらしい存在ではないが、SLI接続のグラフィックス機能を採用した製品はほとんど見かけない。本機がノートPCとして最高クラスの3Dグラフィックス性能を備えた製品であることは間違いない。

 このほか、標準のHDD容量は100Gバイトだが、BTOメニューにより2基のHDDでRAID(0/1/5)を組んだり、最大3基のドライブを搭載して合計480Gバイト(160Gバイト×3)の構成も選択できる。

 なお、搭載OSはWindows XP Home Edition/Professional/Media Center Editionの3種類となっており、Windows VistaはグラフィックスカードのSLI接続をサポートしないため、BTOで選択することはできない。もっとも、過去のゲームタイトルを確実にプレイするには、現状ではWindows XPがベストなので、実用上問題になることはないだろう。

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