10月26日18時に最新のMac OS「Leopard」の販売が解禁となり、発売イベントを行ったヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの前には、多数のマックユーザーが集合。一方、同日のPCパーツショップでは、「Windows Vista Ultimate α+ 自宅 de ホームサーバーお試しキャンペーン 特別限定パック」が入荷していた。
「Windows Vista Ultimate α+ 自宅 de ホームサーバーお試しキャンペーン 特別限定パック」は、Vistaマニア主催の同名キャンペーンの限定モデルとして提供されており、従来の“α+”の特典に加え、英語版のWindows Home Server(120日限定版)を同梱している。価格は2万7000円以下で、従来版と同価、もしくは1000〜2000円高い程度だ。
入荷したショップの反応は、軒並み薄い。フェイス パーツ館は「Windows Home Server自体は面白いOSだと思いますが、Vista Ultimateを購入するユーザーとあまり被らないと思います。120日限定というのもネック。どうせなら通常版をセットにしてほしかったですね」と語る。
さらに、某ショップは「もともと“α+”どころか、一番最初の限定版“α”ですら持て余しているのに、新しいバージョンが出たって人気が出るわけがない。需要がすでに枯渇しているんだから……」と厳しい。
そもそも、入荷を積極的に行わないショップも少なくない。「“α+”は単体では入荷できません。通常のVista Ultimateを1ロット入荷すると、そのうち数台がα+になるというような縛りがあるんです。もとからVistaが売れていないので、これ以上、余剰在庫を抱えるわけにはいきません」(某店員さん)というのが理由だ。
それでも、一部のユーザーには温かく受け入れられているようだ。ツートップ秋葉原本店は「まだ見ぬWindows Home Server 2008 日本語版に備えて、まずは使用日限定版でもいいから購入しようという人もいるようです。今後の評価によっては、読みが当たるかもしれませんね」と語った。
なお、Leopardの解禁についても各ショップにコメントを求めたが、こちらも反応は薄かった。「Windowsが動かせるといっても、DOS/Vベースのマシンじゃ無理。しょせん他人事のお祭りです」(某ショップ)とのこと。ただし、個人的に購入を予定しているという店員さんは数名いた。
製品名: | マイクロソフト「Windows Vista Ultimate α+ 自宅 de ホームサーバーお試しキャンペーン 特別限定パック」 |
入荷ショップ(価格はFDDとのセット) | |
クレバリー1号店 | 2万5179円 |
ツートップ秋葉原本店 | 2万6900円 |
高速電脳 | 2万6980円 |
BLESS秋葉原本店 | 2万6980円 |
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