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» 2010年02月18日 17時00分 UPDATE

なんだか“ちっこい”やつを試してみよう:ちょいと1本どうすか?──上海問屋のUSB転送ケーブル「DN-AN201PLW」「DN-AN2500PLB」 (1/2)

PCの買い替え時やリカバリ後に面倒なのが「データの引っ越し」。1つ持っておくと何かと便利そうなUSBデータリンクケーブル2モデルの特徴や機能の違いを検証する。

[井上翔(K-MAX),ITmedia]

そういえば「USBデータリンクケーブル」って使ったことありますか?

photo 標準ケーブルスタイルの「DN-AN2500PLB」(左)と巻き取り型ケーブル仕様の「DN-AN201PLW」(右)。価格はDN-AN2500PLBが1999円、DN-AN201PLWが2499円。DN-AN2500PLBの兄弟機として、WinーMac間のデータ転送をサポートする「DN-AN2510MLW」(2499円)もある

 春は進学や就職、転職など、いわゆる新生活需要の時期。このタイミングに合わせて新PCを購入する人も多そうだ。そういえばみなさんは、古いPCのデータをどうやって新しいPCに移していますか。

 LAN接続、光学メディアやUSBメモリにコピーする……など、方法はいろいろあるが、今回は上海問屋のUSBデータリンクケーブル「DN-AN2500PLB」(価格と詳細を調べる)と「DN-AN201PLW」(価格と詳細を調べる)を使い、“案外簡単、かつそこそこ安価”にデータの移行作業を実践してみよう。

 USBデータリンクケーブルは、2台のPCに直接USB接続してデータを送受信できる機器だ。ケーブルの両端がUSBオス(A)端子になっており、PCのUSBポートに直接差して使う。今回使用する2機種のうち、DN-AN201PLWは巻き取りケーブル仕様で価格は2499円(税込み、以下同)、DN-AN2500PLBは通常のケーブル仕様で若干安価な1999円となっている(なお、今回試したDN-AN2500PLBのほか、WindowsーMac間のデータ転送もサポートする「DN-AN2510MLW」も用意する)。基本機能は一緒だが、付属するデータ転送ソフトの種類と機能がやや異なっている。

 どちらもPCへの接続でマスストレージデバイスとして認識する領域が用意され、そこにデータ転送に用いるソフトウェアが保存してある。USBメモリなどと同様にドライバ類のインストール作業は不要で、データ転送ソフトもそこから直接起動できるようになっている。


photophoto どちらもUSB接続するとストレージデバイスとして認識され、自動再生でデータ転送ソフトが起動するようになっている。DN-AN201PLW(画面=右)は、約200Mバイト分の“普通のUSBメモリ"として使えるフリー領域も一緒に利用できる

付属するデータ転送ソフトはどちらが使いやすい?

photo DN-AN2500PLBのデータ転送ソフトウェア「EasySuite」。Windowsエクスプローラ風のUIで、ドラッグ&ドロップ操作で旧PCから新PCにファイルをコピーできる

 DN-AN2500PLBは「EasySuite」と呼ぶソフトウェアが入っている。2つのUSB端子のうち、大きい方のUSB端子を“新PC”に差し、データ転送ソフトも新PCで起動しよう(逆でもよいが)。

 EasySuiteは縦分割型で、普段使うWindowsエクスプローラ風のユーザーインタフェース(UI)を採用する。上にリモートホスト(転送先の新PC)、下にローカルホスト(転送元の旧PC)のストレージ内容が表示される、ごくシンプルなつくりだ。操作方法も単純で、転送元と転送先のフォルダやファイルを確認しながらドラッグ&ドロップ操作していくだけでよい。


photo DN-AN201PLWのデータ転送ソフト「Go!Suite」。「Go!Bridge」と「Folder Sync」、2つの機能を利用できる

 一方、DN-AN201PLWは「Go!Suite」と呼ぶソフトを同梱する。最初の起動メニューのうち、上記のEasySuiteとほぼ同じ機能となるデータ転送用ツール「Go!Bridge」に加え、2台のPC間で特定のフォルダやInternet Explorerの“お気に入り”データを定期的に同期する機能も備える「Folder Sync」の2機能を利用できる。

 Folder Syncはタスクを作成し、データの転送/同期作業を自動化できる機能が便利だ。タスクは最大100件まで登録でき、接続した双方の中身を見比べて「同期」か「どちらかのPCにないファイルだけをコピー」のどちらかを選択できる。変更、あるいは追加されたファイルだけ転送する差分コピーが行えるので、PC引っ越し時などの一時的な利用だけでなく、例えばメインのデスクトップPCとモバイル用のノートPC間で手軽にデータを同期させたい場合などにも便利だ。


photophoto Go!Bridgeは普通のデータ転送用(画像=左)、Folder Syncは指定したファイルやフォルダのほか、IEのお気に入りデータなども定期的に同期できる機能を備える(画像=右)
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