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» 2010年12月30日 14時00分 UPDATE

SIMロックフリーの「Pocket WiFi S」発売前レビュー:第3回 「Pocket WiFi S」のバッテリー動作時間を検証 (1/2)

重量105グラムの小型軽量ボディながら、テザリング機能とAndroid 2.2搭載スマートフォンとしての機能が利用できる「Pocket WiFi S」。今回は、どのくらいバッテリー動作するか、そして導入コストについて考察する。

[岩城俊介,ITmedia]

バッテリーはカタログ値で4時間動作、実働3時間37分ほど

 「Pocket WiFi S(S31HW)」はポータブル無線LANルータとして、携帯して使いたい時にさっと使用するものになるであろう機器だ。このため、バッテリーの動作時間を気になる人は多いだろう。

photophoto Pocket WiFi Sのバッテリーは3.7ボルト/1200mAhで、着脱可能。実測3時間37分動作した。SIMカードスロットはバッテリーの裏にある

 搭載バッテリーは3.7ボルト/1200mAh(4.4ワットアワー)のリチウムイオン型で、3G連続通信時間はカタログ値で最大4時間。連続待受時間は最大240時間で、今までのPocket WiFiと比べて連続待受時間が約2.4倍(Pocket WiFiは最大100時間)に伸びた。

 IEEE802.11gでWindows XP搭載PCを1台接続し、バッテリーベンチマークソフト「BBench」(海人氏作 10秒ごとにキーボード入力、20秒ごとにWebサイトをInternet Explorerで巡回する設定)と通信セッションを記録する「TCP Monitor Plus」(OGA.氏作)を用いて通信が途絶えるまでの実働時間を計測したところ、評価機では3時間37分動作した。

 PC利用においてはWebサイト閲覧の頻度がもっと高いであろうため、あわせて複数台で共有使用する場合の実利用時間はもう少し短くなると予想されるが、3時間ほど動作するなら多くのシーンでそこそこ行けるだろうか。もっとも、Pocket WiFi Sはテザリング以外にスマートフォンとしての機能も備えるため、単体で各種機能を使うならその分バッテリーが余計に消費することも考慮しておきたい。


photo 外部バッテリーでも充電できた。長時間使う場合は、この手のモバイルバッテリーを併用するとより便利そうだ

 逆に、別途スマートフォンなどの無線LAN搭載機器で移動中に断続利用する使い方なら、1日分は持ってしまうかもしれない。ともあれ、本機は意外に時間がかかる電源のオン/オフでなく、普段はスリープ状態で持ち歩くと思うので、実際にテザリング機能が使えるようになるまでの時間が短くて済むメリットが大きいと感じる。

 充電端子はUSB Micro-Bで、USB出力の汎用ポータブルバッテリーでも充電できる。Xperiaなど一部機器で必要な、D+/D−をショートした特別なケーブル・変換端子は必要なかった。より長時間の動作が必要なら、この手のモバイルバッテリー、例えば「エネループスティックブースター(KBC-D1BS)」などと予備の単三形エネループ数本を準備しておけばよさそうだ。

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