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» 2011年06月22日 18時46分 UPDATE

富士通、電子書籍ストア「BooksV」を正式オープン

富士通が開設した電子書籍ストア「BooksV」は、国内最大級となる30万点超のコンテンツと、ダウンロード型の提供形態で独自のポジションを築きそうだ。

[西尾泰三,ITmedia]
BooksV 富士通の電子書籍ストア「BooksV」

 富士通は6月22日、電子書籍ストア「BooksV」をオープンした。

 同社が「富士通が提供する書籍・雑誌、ビジネスに使える統計・レポートなどのコンテンツを販売するサービスサイト」と位置づけるBooksVは、3月に設立が発表されており、当初は5月のオープン予定だったが1カ月ほどずれ込んでの開始となった。

 BooksVの特徴は、ほかの電子書籍ストアを圧倒するラインアップ。大日本印刷の関連会社であるモバイルブック・ジェーピーのほか、同社グループのジー・サーチ、富士通エフ・オー・エムの出版ブランド「FOM出版」からコンテンツの提供を受け、30万点を超えるラインアップとなった。これは国内最大規模。

 BooksVサイト上で確認できる各ジャンルのタイトルを合計すると33万6496点。このうち、雑誌の特集などを個別に切り出した雑誌記事・レポートのジャンルは、タイトル数が32万2580点と全体の約95%を占めている。個別に切り出しているとはいえ、週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済、エコノミスト、日経ビジネス、日経コンピュータなどに掲載された記事は有用なものも多い。

 昨今の電子書籍ストアでは珍しく、ダウンロード型のコンテンツ提供形態を採っているのも特徴。一般書籍は主にXMDF形式、雑誌記事/調査レポートはPDF形式で提供されている。購入したコンテンツは、雑誌記事/レポートは購入後24時間以内に5回まで、そのほかの書籍は、購入後1年間(365日)ダウンロードが可能。先日開催されたワイヤレスジャパン2011では一部のPDFコンテンツがDRMフリーであるとことが明かされている

 一方で、利用までの手順はやや複雑だ。BooksVは、AzbyClub(富士通製PCユーザーの会員組織)、もしくは@nifty会員のIDが必要で、かつBooksVの利用登録(無料)も必要となる。コンテンツの購入は、クレジットカードもしくは@nifty決済で行う。海外からのコンテンツ購入は行えない。

 ストアのオープンを記念し、富士通エフ・オー・エムのFOM出版が刊行したPC操作解説や資格試験対策などの書籍20点を7月10日まで無料で提供する。ITパスポート試験や基本情報技術者試験などの対策テキストなどが無料で手に入る豪気なキャンペーンだ。

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