2万円を切る「IdeaPad Tablet A1」に不安はないか?往復10時間の鉄道旅でも使ってみた(1/3 ページ)

» 2011年10月21日 13時00分 公開

持ち歩いて使うならサイズはやっぱり7型ね

 レノボ・ジャパンのコンシューマー向けAndroidタブレットデバイスというと、IdeaPad Tablet K1が登場したばかりだ。10.1型ワイド液晶ディスプレイを採用してCPUはデュアルコアのTegra 2、そして、OSはAndroidの3.1と、2011年夏におけるAndroidタブレットデバイスとしては、ハイエンドの構成を実現している。差別化が難しいAndroidタブレットデバイスながら、Tegra 2の強力なグラフィックス性能を利用した“ゲームプレイ”の訴求とゲームタイトルを標準で多数用意したほか、ボディでは、“偏重心構造”を取り入れて、片手で持っても重さを感じないという特徴を持たせている。

 その“ハイエンド”なAndroidタブレットデバイスを発表した2カ月後に、レノボ・ジャパンは「IdeaPad Tablet A1」を日本市場に投入した。こちらは、10.1型ワイドのIdeaPad Tablet K1と異なり、7型ワイドの液晶ディスプレイを搭載している。常時携帯利用を考えると10.1型ではちょっと大きく、かつ、重いものの、7型なら、500グラムを切るモデルが多く、かつ、ディスプレイの解像度と見易さはスマートフォンを超える。IdeaPad Tablet A1も本体サイズは本体サイズが195(幅)×125(奥行き)×11.95(厚さ)ミリ、重さはスペック表の公称値で約400グラムとなっている。

 そういう理由もあってか、2011年10月にAndroid端末として発表されたKindle Fireをはじめとして、最近、このサイズのディスプレイを搭載したAndroidタブレットデバイスのリリースが増えていて、かつ、それぞれで違いを出すのが難しい。しかし、IdeaPad Tabler A1は「価格」で差別化を挑んできた。製品発表があってから多くのユーザーに注目されているのが、最小構成で2万円を切るという“価格”だ。

 いまでも、Amazon.comなどで、日本では聞くことがないメーカーから2万円を切る7型ワイドディスプレイ搭載Androidタブレットデバイスが購入できるが、日本でなじみのあるメーカーとなると、これが見つからない。そういうなかで、レノボ・ジャパンから2万円を切る(ただし、内蔵ストレージは2Gバイトモデル。16Gバイトモデルになると、2万5000円前後)デバイスが登場するというのは、日本のユーザーでも2万円以下タブレットデバイスの購入ハードルを一気に下げてくれる(ただ、Kindle Fairも200ドルを切っているのが気になるところだが)。

“7型タブレットで2万円切る”が気になるIdeaPad Tablet A1(写真=左)。本体サイズが195(幅)×125(奥行き)×11.95(厚さ)ミリと、ジャケットの内ポケットに入るサイズ。重さ約400グラムなので、常に入れておくと型崩れ必至であるが、それでも、電車から降りるのですぐにしまいたいときに便利だ(写真=右)

 “なじみのない”海外メーカーの格安タブレットデバイス、となると、どうしてもハードウェアの作りが不安になる。IdeaPad Tablet A1は、レノボ製だけあってボディのつくりはまったく問題を感じないだけでなく、ボディ内部にThinkPadノートPCシリーズで採用する「ロールケージ」構造を導入している。ロールケージ構造は、アルミニウムの“骨組み”をボディ内部に組み込むことで強度を確保する手法だ。

 ロールケージの導入でIdeaPad Tablet A1の重さは公称値で400グラムとこのクラスではやや重いが、その分、携帯デバイスでは重要な(それにしては、このポイントを重視して訴求する製品があまりない)堅牢性を実現している。ほかの同クラスタブレットデバイスより50グラム重いトレードオフとしては妥当だろう。なお、評価機の重さを実測したところ、約385グラムであった。

製品発表会で展示されていたIdeaPad Tablet A1の内部

→Lenovo公式サイトで「IdeaPad Tablet A1」をチェックする
7.0型ディスプレイに、GPS、Flashサポート、マルチメディア、などの機能を備えたエントリータブレット。


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