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» 2011年12月13日 19時00分 UPDATE

ベンキュー、ゲーマー液晶&プロジェクター新製品──ニーズ細分化と高付加価値で“要求厳しい日本ユーザー”にアピール (1/2)

ベンキュージャパンが、“ゲーマー向け”液晶ディスプレイのラインアップを拡充。価格を抑えつつRTSゲーム専用の機能を付加したモデルを追加する。

[岩城俊介,ITmedia]

RTSゲーム向け機能搭載「RL2450H」「RL2240H」

photo ゲーマー向け液晶ディスプレイの新モデル 左から21.5型ワイド「RL2240H」、24型ワイド「RL2450H」。右がハイエンド志向の24型ワイド「XL2420T」

 ベンキュージャパンは12月13日、“RTSゲーマー”向け液晶ディスプレイとビジネス向けプロジェクターの新モデルを発表。先に発表したFPSゲーマー向けとする高機能モデル「XL2420T」、iPhone対応LEDミニプロジェクター「GP2」なども含めた製品説明会を実施した。

 まずは液晶ディスプレイの新モデルから見ていこう。ラインアップは24型ワイドの「RL2450H」(ボディカラー:ブラック)と21.5型ワイドの「RL2240H」(ボディカラー:ホワイト)の2モデル。解像度はそれぞれ1920×1080(フルHD)で、TN方式の液晶パネルを採用する。


photo 暗部の視認性を向上させる「Black eQualizer」機能を実装する

 主に、ゲーマー向け──特にRTS(リアルタイムストラテジー)ゲームに向く機能を充実させた点を特徴とする。専用のRTSモードや暗いシーンの視認性を高める「Black eQualizerカラーエンジン」技術を備え、暗部のレベル改善とともに、明るすぎる範囲の輪郭や明るさを明瞭に補正することで「ゲーム画面全体をより見渡しやすく、隠れている敵や障害物を見分けやすく」する。

 主なスペックは、視野角左右170度/上下160度、応答速度5ms(中間階調域2ms)、輝度250カンデラ/平方メートル、コントラスト比1000:1(DCR/Dynamic Contrast Ratio有効時1200万:1)。搭載インタフェースはHDMI入力(ver.1.4対応)×1、アナログRGB×1、DVI-D×1。スタンドは上下チルト調整が可能。調整範囲は−5〜15度(RL2450H。RL2240Hは−5〜20度)。

 本体サイズはRL2450Hが650(幅)×420(高さ)×134(奥行き)ミリ、重量は約4.8キロ。RL2240Hが525(幅)×470(高さ)×122(奥行き)ミリ、重量は約3.2キロ。発売は2011年12月23日。価格はオープン、実売価格はRL2450Hが2万5800円前後、RL2240Hが1万9800円前後と予想される。

photophoto 24型ワイド「RL2450H」(写真=左) 21.5型ワイド「RL2240H」(写真=右)

ゲーマー向け、映画・映像表示向けの「用途特化型」ディスプレイ

photo 120Hz駆動対応の「XL2420T」

 XL2420Tは、“さらにこだわりのゲーマー”に訴求するゲーマー向け液晶ディスプレイの上位モデルだ。

 こちらは24型ワイド/1920×1080ドットとする基本スペックはRL2450Hと同じだが、120Hz駆動や独自の「インスタントモード」など、特にFPS(一人称視点のシューティング対戦)ゲームユーザーに向け、より応答性を高める性能を追求した。インスタントモードは、マウス動作とディスプレイ間における入力処理のタイムラグを縮小し、応答性を高めるもの。120Hz駆動対応(垂直リフレッシュレートを120コマ/秒とする。一般液晶ディスプレイは通常60Hz)のため、NVIDIA 3D Vision 2による3D立体視用途にも活用できるが、こちらをあえてゲームの応答性向上のためと訴求するのがポイントだ。

 また、上記RL2450Hらに備えるRTSゲーム向けの「Black eQualizer」機能も包括しつつ、機能設定用コントローラ「S.Switch」が付属するのも上級志向のユーザー向けとなるXL2420Tの特徴だ。S.Switchは、ファンクションキーへ好みの表示設定を保存し、手軽に呼び出せる専用コントローラ。PC表示と映像表示と利用シーン別に切り替えるよくある使い方のほか、ゲーム別、あるいはゲームの場面別に(例えば暗めの屋内シーンはBlack eQualizerレベルを高めに/明るめの屋外戦闘シーンは元プロゲーマー推奨設定“FPSモード”に、など)、状況に応じて手元の操作でサッと表示モードを切り替えられるのが便利そうだ。

photophoto ジョグホイールで操作できる表示機能設定用コントローラが付属し、3つのファンクションキーに好みの表示設定を割り当てておける。スタンドは上下位置/左右スイベル/90度ピボットも行える。キャリングハンドルを備えるのもユーザーにとってうれしい部分かもしれない

 このほか、“シアター”機能を強化した27型ワイドVAパネルの「EW2730V」やスリムボディのデザイン特化モデル「VW2424H」も用意する。

photophoto スリムボディで背面のデザインにも力を入れたという「VW2424H」

 EW2730Vは、左右視野角178度の広視野角性能と3000:1の高コントラスト比(DCR有効時で2000万:1)を実現し、暗所や夜間など明暗のある映像シーンもメリハリのある表示が行えるという。低解像度の映像コンテンツの輪郭や解像度を補正する「Super Resolution」や粒状ノイズを低減する「3Dノイズリダクション」、ジャギーを補正する「3D-Deinterlace」といった映像高画質化機能も搭載する。

 「コストパフォーマンスの高さはもちろん、“かゆいところに手が届く”と思ってもらえる機能特化・強化型のモデルを含めたラインアップの厚さで、今後も“要求厳しい日本ユーザー”に訴求したい」(ベンキュー説明員)

photophoto 映像特化モデルの「EW2730V」は、低解像度の映像を高画質化する独自アップスケーリング機能「スーパー解像度」機能を実装する
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