ニュース
» 2012年03月09日 22時11分 UPDATE

Kinectで遊ぼう:イーフロンティア、3DCGアニメーション作成ツール「iClone5 PRO」日本語版

Reallusionの「iClone5 PRO」に日本語版が登場。デバイスモーションキャプチャ用プラグインを標準で付属し、マイクロソフトのKinectを利用して手軽に3Dキャラクタを動かせる。

[ITmedia]
og_iclone_001.jpg iClone5 PRO

 イーフロンティアは3月9日、3Dアニメーション作成ソフト「iClone5 PRO」日本語版を発表、同日よりダウンロード販売を開始した。価格は1万9800円。また、iClone5 PROに3Dモデル変換ソフト「3DXchange4 PRO」とクロマキー合成用映像を簡単に作成できる「popVideo Converter 2」をセットにした「iClone5 PRO Power Pack」が3万9800円、アニメ編集やモーション編集の一部に制限がある機能限定版「iClone5 Standard」が7800円で販売される。パッケージ版のラインアップは通常版とアカデミック版の2つで、価格は順に2万1800円と1万2000円。こちらは3月30日に発売される予定だ。

 iClone5 PROは、手軽に3DCGアニメーションを作成できるツール。豊富なコンテンツとテンプレートを付属し、一から素材(3Dモデリングやボーンの組み込み)を用意する必要がないため、比較的短期間でコンテンツを制作できるのが特徴だ。

 最新版では物理演算にリジッドボディ(剛体)とソフトボディのシミュレーションが加わり、物体の落下や衝突、ゼリーのような弾力特性を精密に描写できるほか、標準で用意されるキャラクタのポリゴン数(頭部)が増加し、表情やしゃべる様子が自然に表現できるようになった。

og_iclone_002.jpgog_iclone_003.jpg 物理演算アニメーションが強化された。新たに加わった「リジッドボディ」は、落下、衝突、跳ね返りなどの動きを、「ソフトボディ」は布のような単一の面を変形させる物理現象をリアルにシミュレートする

 また、手軽にモーションキャプチャを利用できるのもiClone5 PROの特徴の1つ。特に今回発売される日本語版には、マイクロソフトのKinectセンサーに対応した別売プラグイン「Mocap Device Plug-in」(英語版は99.95ドル)が標準で付属し、特殊なスーツや専用のカメラがなくても、センサーに向かって体を動かすだけで3DCGキャラクタを思い通りに動せる。動画共有サイトの“踊らせてみた”系動画の製作に重宝しそうだ。

iClone5公式デモ
(表示されない場合はこちらから)

 このほか、日本語版のサンプルコンテンツとして「こぴはん」に登場する「美柱沙弥」と「雲桐万年青」の3Dデータ(2体)を付属する(さらに3月29日までにダウンロード版を購入するか、5月15日までにパッケージ版を購入してユーザー登録すると、9800円相当のこぴはんキャラクタ7体がもらえる)。

 なお、開発元であるReallusionのWebサイトには、出力解像度などに制限があるフリートライアル版(30日間)が用意されているが、日本語版でも「パッケージ版が発売される3月30日までには体験版を用意したい」(イーフロンティア)との意向だ。


Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.