待っていました! 「ThinkPad X1 Carbon」日本登場Carbonで14型で1.36キロで8ミリ

» 2012年08月29日 13時30分 公開
[ITmedia]

日本市場初のThinkPad Ultrabookが“ようやく”登場

 ThinkPad X1 Carbonは、従来のThinkPad X1シリーズをベースにした、ThinkPadシリーズでは日本市場初のUltrabookだ(ThinkPadシリーズのUltrabookとして先に公開していたThinkPad T430uは、日本市場に投入しない)。14型ワイドの液晶ディスプレイを搭載しながら、重さは約1.36キロと、従来のThinkPad X1の1.69キロを下回る。

“ようやく”日本市場に登場した「ThinkPad X1 Carbon」は、CFRPを天板に採用して、シリーズ最薄の8ミリボディを実現した

 14型ワイド液晶ディスプレイは、解像度が1600×900ドット。表面にノングレア加工を施す。ボディサイズは、331(幅)×226(奥行き)×8〜18.8(高さ)ミリで、従来のThinkPad X1シリーズよりサイズの大きいディスプレイを搭載しながら本体サイズはコンパクトになった。特に、厚さは最薄部で8ミリと、従来のThinkPad X1シリーズが訴求した「ThinkPadシリーズ最薄」からさらに薄くなった(従来のThinkPad X1は、本体サイズが幅337.0×奥行き231.1×高さ16.5〜21.3ミリで、重さは約1.69キロ)。(記事掲載当初、IPS形式と記載していましたが、正しくはIPS形式を採用していません。おわびして訂正いたします)

 キーボードは、アイソレーションタイプで6列配列を採用し、バックライトを内蔵する。ポインティングデバイスは、スティックタイプのトラックポイントに加えてマルチ・ジェスチャー対応のガラス製クリックパッドも備える。

 バッテリーは4セルのリチウムポリマーで、駆動時間はCore i7搭載構成で約7.8時間。Core i5搭載構成で約7.7時間となる。また、急速充電を行う「ラピッド ジャージ」にも対応し、電源オフ、または、休止状態で充電開始から35分で容量の約80パーセントまで充電できる。

 本体に搭載するインタフェースは、USB 3.0とUSB 2.0、4-in-1メディアカードリーダ(SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード、MMC対応)、指紋センサー(パームレスト右寄り)、Webカメラ(液晶ディスプレイ上部)、Mini DisplayPortを標準構成で備える。

 オプションでは、USB 2.0に接続して有線LANが利用できるアダプタとMini-DisplayPortに接続してDisplayPortを利用できるアダプタ、同じくMini DisplayPortからDVI(シングルリンク対応)、Mini DisplayPortからアナログRGBに変換するアダプタも用意する。無線接続では、IEEE802.11a/b/g/nを標準構成で利用できるほか、オプションでBluetooth 4.0も加えられる。なお、日本向けモデルでは3Gによるデータ通信対応構成は用意しない。

 レノボの独自技術では、Windowsの高速起動を可能にする「Lenovo Enhanced Experience 3 for Windows 7」を導入するほか、無線LANとの接続を短時間で行う「RapidConnect」、スリープ、または、休止状態から短時間でシステムの復帰を可能にする「RapidResume」を導入する。

ボディサイズは331(幅)×226(奥行き)×8〜18.8(厚さ)ミリ、重量は約1.36キロ。従来のThinkPad X1シリーズよりサイズの大きいディスプレイを搭載しながら、より薄く、より軽くなった

新素材カーボンを採用して8ミリボディを実現

 その型番にあるように、ThinkPad X1 Carbonは、ボディに炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を用いている。CFRPをボディに用いたThinkPadシリーズは、これまでも登場しているが、ThinkPad Wシリーズ、ThinkPad Tシリーズ、そして、ThinkPad Xシリーズは天板とボトムカバーに、ThinkPad T430sは天板で使っていた。ThinkPad X1 Carbonでは、天板にこれまでのThinkPadでは最も強度の高いCFRPを採用する。(記事掲載当初、レノボ・ジャパンが提供した情報に基づき、ロールケージにCFRPを採用したと記載しましたが、その後、レノボ・ジャパンより天板のみの採用との情報がありましたので、それにあわせて、記事を訂正いたします)

 ThinkPad X1 Carbonの店頭販売モデルは、ハードウェア構成の違いで2種類を用意する。CPUにCore i7-3667U vPro(2.0GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.2GHz、TDP 17ワット、デュアルコア4スレッド対応、3次キャッシュメモリ容量4Mバイト)を搭載するモデルは、システムメモリをDDR3 1333MHzを4Gバイト(メモリモジュールは4Gバイト1枚)載せて、データストレージは容量256GバイトのSSDを採用する。

 Core i5-3317U(1.7GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.6GHz、TDP 17ワット、デュアルコア4スレッド対応、3次キャッシュメモリ容量3Mバイト)を搭載するモデルは、システムメモリがDDR3 1333MHzを4Gバイト(メモリモジュールは4Gバイト1枚)で、データストレージは容量128GバイトのSSDを採用する。どちらもチップセットは、Intel QS77 Expressを採用し、グラフィックス機能はCPUに統合するIntel HD Graphics 4000を利用する。

 なお、ThinkPad X1 Carbonは、CTOに対応し、OS、CPU、SSD、メモリ容量などでユーザーが構成を選択できる。CPUでは、Core i5-3317UとCore i7-3667Uのほかに、Core i5-3427U(1.8GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.8GHz、TDP 17ワット、デュアルコア4スレッド対応、3次キャッシュメモリ容量3Mバイト)も選択候補として用意する。なお、CPUにCore i5-3427Uを選択した場合、システムメモリの容量は、最大で8Gバイトまで選べる(ほかのCPUでは、4Gバイトまで)。なお、ThinkPad X1 Carbonは、Ultrabookであるがゆえ、ボディ内部にアクセスできず、バッテリーとメモリの換装、増設もできない(ただし、底面にはボディパネルを固定するネジが露出している)。

 ThinkPad X1 Carbonの出荷は、法人向けモデルが8月29日から、レノボ・ショッピング扱いモデルは8月30日からの予定だ。実売価格は、Core i7-3667Uを搭載してシステムメモリ容量が4Gバイト、データストレージが容量256GバイトのSSDでOSがWindows 7 Home Premium(SP1)の構成で16万1805円、Core i5-3317Uを搭載してシステムメモリ容量が4Gバイト、データストレージが容量128GバイトのSSDでOSがWindows 7 Home Premium(SP1)の構成で12万1905円となる。なお、12万1905円の構成からBluetooth 4.0を省いたThinkPad X1 Carbon最小構成で11万9910円になる見込みだ。

ThinkPad X1 Carbonの左側面には、専用形状を用いた電源コネクタとUSB 2.0、無線接続オンオフスイッチを備え(写真=左)、右側面には、4-in-1メモリカードリーダーとMini DisplayPort、USB 3.0、セキュリティチェーンコネクタ、ヘッドフォン、マイク兼用端子を搭載する(写真=右)

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