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» 2012年09月27日 16時30分 UPDATE

ちょっと気になる入力デバイス:ディスプレイがない“ポメラ”――「BSKBB03WH」は仕事用モバイルキーボードの本命か? (1/2)

ユーザーに身近なキーボードとマウスは、星の数ほど発売されている。その中から、気になる一品を360度チェックする本連載。今回は「打ち心地」に注力したBluetoothキーボードを紹介する。

[池田憲弘(撮影:矢野渉),ITmedia]

「ポメラ」とコラボしたBluetoothキーボード

photo キングジムとのコラボレーションにより誕生したBluetoothキーボード「BSKBB03WH」。バッファローからキングジムに企画を打診したという

 スマートフォンやタブレット用にBluetoothキーボードを購入する場合、仕事用に使いたい、長文入力を行いたいといったニーズが多いが、実際に本格的な長文入力に耐えうる製品は多くはない。

 持ち運びやすいよう、ボディを小さくしたり、軽くしたりすると、キーピッチや、キーストロークが犠牲になりやすいし、キーの数を少なくして、記号キーなどを省いてしまうと入力効率が落ちることもある。例えば、前回取り上げた「TK-FNS040BK」では記号キーや数字キーを省いた結果、文章の入力に支障をきたす場面があった。もちろんこれらのキーは、Fnキーとの同時押しで対応しているが、それでも面倒であることには変わりない。

 今回は、キーボードの品質、打ちやすさに注力したバッファローの「BSKBB03WH」を取り上げる。この製品は、バッファローとキングジムのコラボレーションにより誕生したBluetoothキーボードで、キングジムのデジタルメモツール「ポメラ」のキーボードユニットを採用したのが特徴だ。

photo ポメラと同じ折りたたみ式のボディだ

 参考にしたのはキーボードだけではない。BSKBB03WHはポメラ(DM100を除く)と同じく折りたたみ式のボディを採用しており、開閉のギミックもポメラと同じだ。ディスプレイの部分がスタンドに変わっただけである。スタンドにはiPadなどのタブレットデバイスを乗せることも可能だ。角度は4段階で調節できるが、その範囲は約135度〜約140度とあまり広くない。

 本体サイズは、折り畳み時が156(幅)×104(奥行き)×28(高さ)ミリ、使用時が276(幅)×104(奥行き)×18(高さ)ミリで、重量は約425グラム(実測値、バッテリーを含む)だ。しっかりとしたスタンドを内蔵していることもあり、この手のBluetoothキーボードとしては、比較的厚く、やや重い。

 本製品は、2本の単四形アルカリ乾電池、マンガン乾電池、ニッケル水素充電池のいずれかで動作し、パッケージには動作確認用のアルカリ乾電池2本が付属する。バッテリー動作時間の目安は約6カ月(1日あたり約2時間タイピングをした場合)となっている。

photophoto 折り畳み時の本体サイズは、4.3インチディスプレイを内蔵したスマートフォン「EVO WiMAX ISW11HT」よりも二回りほど大きい。厚さも2倍ほどだ(写真=左、中央)。キーボード展開時は、EVO WiMAX ISW11HTと同程度の厚さになる(写真=右)
photophotophoto スタンドは前面に収納されている。ふたには4本の溝を設けており、スタンドの角度を4段階に調節できる。また、前面にはゴム足を2つ備えている(写真=左)。キーボード展開時の側面。折り畳むとロックがかかり、左側面のボタンを押すと開く仕組みだ(写真=中央)。7型のAndroidタブレット「EdenTAB」は縦置きも可能だった(写真=右)

 BluetoothプロファイルはHIDに対応しており、iPhone、iPadやAndroidデバイスで使えるほか、Bluetooth搭載のWindows PCやMacでも利用可能だ。主電源を入れ、キーボードの左上にあるConnectボタンを押すと、Bluetooth機器として認識可能になる。PCやタブレットデバイスで機器を検索し、認証コードを入力すればペアリングは完了だ。

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