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» 2012年10月13日 01時15分 UPDATE

2012年PC秋冬モデル:日本エイサー、世界最薄のタッチパネル搭載UltrabookなどPC秋冬モデルを発表 (1/2)

日本エイサーがPC秋冬モデルを発表。COMPUTEX TAIPEI 2012で発表したタッチ対応Ultrabookや、Windows 8タブレット、液晶一体型PCなどを日本市場向けに投入する。

[池田憲弘,ITmedia]

 日本エイサーは10月12日、2012年のPC秋冬モデルを発表した。COMPUTEX TAIPEI 2012で発表したタッチ対応Ultrabookを3機種、Windows 8タブレットを2機種、液晶一体型PCなどWindows 8に合わせた製品を多数投入する。

photo 日本エイサー プロダクトマーケティング部の石川里美氏

 新製品のキャッチコピーは「できること∞(無限大)」だ。製品発表会では、同社のプロダクトマーケティング部の石川里美部長が、キャッチコピーと製品のコンセプトについて説明した。

 2012年に入り、日本エイサーはテクノロジー重視の姿勢から、「テクノロジーを活用して、人が何をするのか」ということを重視するように方針を転換したという。それを踏まえ、新製品のキャッチコピーを定めた。無限大については、Windows 8の8を横にすると“∞”になるという遊び心も込められている。

タッチパネル搭載Ultrabook「Aspire S7」

 Aspire S7シリーズは、2012年6月に台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2012で発表された製品だ。ラインアップは、11.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載する「S7-191」と13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載する「S7-391」の2種類で、S7-191は約12.2ミリ、S7-391は約11.9ミリという世界最薄(各サイズのUltrabookにおいて、2012年9月現在、エイサー調べ)をうたう極薄ボディを特徴とする。

 本体サイズと重量は、S7-391が323.3(幅)×223.5(奥行き)×11.9(高さ)ミリで約1.3キロ、S7-191が283.6(幅)×195.6(奥行き)×12.2(高さ)ミリで約1.04キロとなる。薄さを追求しながらも、液晶ディスプレイのフレーム部とヒンジが一体化した構造やアルミユニボディを採用することで、実利用に問題ない剛性を確保したという。

photophoto Aspire S7シリーズのラインアップはS7-191(写真=左)とS7-391(写真=右)の2種類だ

 S7-391の主なスペックは、CPUがCore i7-3517U(1.9GHz/最大3.0GHz)、メモリは4Gバイト、ストレージは128GバイトのSSD(64Gバイト×2のRAID 0構成)、グラフィックスはCPU統合のIntel HD Graphics 4000を利用する。

 両製品とも、液晶ディスプレイはIPSパネルを採用しており、1920×1080ドット表示に対応する。マルチタッチは最大10点までの同時認識が可能だ。ディスプレイは180度まで開くが、いったん110度で止まるよう設計されている。これは、タッチ操作の際にディスプレイが後ろに倒れないようにするためで、ある程度の力を加えれば、ディスプレイを深く倒せる。

 本体を薄くしたため、インタフェース類は少ない。S7-391の場合、左右側面にHDMI出力(Micro HDMI)とUSB 3.0を2基、カードリーダー(SDHC対応SDメモリーカード、MMCに対応)、ヘッドフォン/マイクのコンボジャックのみだ。標準で有線LAN(100BASE-TX対応)接続用のUSB変換アダプタと、アナログRGB接続用のMicro HDMI変換アダプタが付属する。

photophotophoto S7-391は左側面にMicro HDMI、ヘッドフォン/マイクのコンボジャックを(写真=左)、右側面にUSB 3.0×2とSDメモリーカードやMMCに対応するカードリーダーを備える(写真=中央)。ディスプレイは180度まで開く(写真=右)
photophoto 11.6型のS7-191は、S7-391とインタフェースが若干異なり、左側面にUSB 3.0(写真=左)、右側面にUSB 3.0とMicro SDカードスロットとなる(写真=右)

 無線接続はIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0を利用可能で、OSは64ビット版Windows 8をプリインストールする。薄さを優先した一方で、バッテリー動作時間はS7-391が約6時間、S7-191が約4.5時間とUltrabookとしては少々短い部類に入る。

 このほか、エイサー独自の機能として、復帰したPCが短時間で無線LANを使えるようにする「Acer Instant Connect」や、薄いボディでも発熱を効率よく処理できる冷却機構「Acer Twin Air cooling system」にも対応した。発売日は未定で、2012年内の発売を目指すとしている。価格はオープンで、想定実売価格はS7-391が14万円前後で、S7-191が13万円前後となる。

photophoto Aspire S7シリーズのボディの設計についての説明(写真=左)。冷却機構「Acer Twin Air cooling system」の説明(写真=右)
photophotophoto 両製品で天板のデザインは異なる。S7-191はアルミのヘアライン加工(写真=左)で、S7-391は天面がゴリラガラスで覆われている(写真=中央)。インタフェース類の少なさを補うため、標準で有線LAN(100BASE-TX対応)接続用のUSB変換アダプタと、アナログRGB接続用のMicro HDMI変換アダプタが付属する(写真=右)

 タッチ操作に対応するノートPCは「Aspire V5-571P-F54D/S」も投入する。1366×768ドット表示対応の15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、タッチパネルは10点マルチタッチが可能だ。ストレージは500GバイトHDDのみ、厚さも22.3〜24.5ミリとUltrabookの要件は満たしていないものの、その分価格を抑えたモデルとなっている。発売日は2012年10月26日で、想定実売価格は7万円前後。

 現行モデルをWindows 8仕様にしたモデルも発表した。Aspire S3シリーズに13.3型のUltrabook「Aspire S3-391-F54D」は、ストレージに500GバイトHDD+20GバイトSSD(キャッシュ用)のハイブリッド構成を採用するエントリーモデルで、想定実売価格は8万円前後。2012年10月26日に発売する。

 このほか、15.6型のバリューノートPC「Aspire V3-571-F58F/LK」、「Aspire V3-571G-F78G/LK」「Aspire E1-531-F12C」「Aspire E1-571-F54F」や、Pentium 987(1.4GHz)を搭載する14型ノート「Aspire V5-431-F24D/B」、11.6型のモバイルノートPC「Aspire V5-171-F58D/S」も発表した。すべて2012年10月26日に発売する。主なスペックと想定実売価格は以下の通りだ。

エイサー新製品の主なスペックと価格
機種 CPU メモリ ストレージ 光学ドライブ 想定実売価格
Aspire V3-571-F58F/LK Core i5-3210M(2.5GHz/最大3.1GHz) 8Gバイト 750GバイトHDD Blu-ray Discドライブ 7万円前後
Aspire V3-571G-F78G/LK Core i7-3630QM(2.4GHz/最大3.4GHz) 8Gバイト 1TバイトHDD Blu-ray Discドライブ 10万円前後
Aspire E1-531-F12C Celeron B830(1.8GHz) 2Gバイト 320GバイトHDD DVDスーパーマルチ 4万円前後
Aspire E1-571-F54F Core i5-3210M(2.5GHz/最大3.1GHz) 4Gバイト 750GバイトHDD DVDスーパーマルチ 6万円前後
Aspire V5-431-F24D/B Pentium 987(1.4GHz) 4Gバイト 500GバイトHDD 5万円前後
Aspire V5-171-F58D/S Core i5-3317U(1.7GHz/最大2.6GHz) 8Gバイト 500GバイトHDD 6万円前後

※Aspire E1-531-F12Cに、Office Personal 2010が付属するモデルは6万円前後となる

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