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» 2012年12月04日 14時00分 UPDATE

設定はスマホのカメラで読み取るだけ:(スマホ&タブレット初心者向け)「AtermWR8165N」で簡単・安価に実践──自宅を「Wi-Fi対応」にする方法(後編) (1/2)

スマートフォンやタブレットを購入したら、自宅を「Wi-Fi対応」にするのも忘れないでほしい。後編では“初心者もカンタン”を特長とする無線LANルータ「AtermWR8165N」を例に、自宅のWi-Fi化を実践してみる。

[太田百合子,ITmedia]

Wi-Fi=設定が難しい──は思い込み 簡単モデルを使えば簡単導入が可能

photo AtermWR8165Nは小型・省スペースのボディが特長。左はポータブルタイプのWiMAXルータ「AtermWM3600R」、右は据え置きタイプの家庭向け高機能ルータ「AtermWR9500N」。NECアクセステクニカのWi-Fiルータは上位モデルも省スペース志向+アンテナ内蔵タイプで設置しやすいのが特長だが、AtermWR8165Nは据え置き型ながら特に小型で空いているスペースに手軽に置いておけるのがうれしい

 前編では、「自宅Wi-Fi」を導入すると何がメリットで、さらにどんなリスクを低減できるかを説明した。

 改めて、自宅Wi-Fiはどうすれば実現できるか。自宅で光ファイバーやADSL、CATVなどの固定インターネットサービスをすでに利用しているなら「家庭用Wi-Fiルータ(無線LANルータ/無線LANアクセスポイント)」と呼ぶ機器を購入するだけでよい。

 Wi-Fiルータとは、Wi-Fi(無線LAN)に対応するさまざまな機器をワイヤレスで接続し、インターネットへのアクセスを中継する機器のこと。ベーシックモデルでは、実売価格で3000円前後からとさほど負担にならず導入できるモデルもたくさんある。1台で複数の機器を同時に接続・利用できるのは前編で述べたが、それ以外にWi-Fi接続したPCとスマートフォンの間でも、ワイヤレスでデータをやり取りできるようにもなったりする。

 今回はそんなユーザーに向く簡単・小型のWi-Fiルータ新モデル「AtermWR8165N(STモデル)」を例に、導入から接続設定までを実践しよう。

 一般的に、Wi-Fiルータの導入と使い始めまでには、

  1. 自宅にある光ファイバーのメディアコンバータあるいは貸与されたルータ機器と、Wi-Fiルータを有線LANケーブルで接続(光ファイバー回線の場合)
  2. Wi-Fiルータを使用するための初期設定を行う
  3. スマートフォンでWi-Fiルータに接続するための設定を行う

 の3段階の手順が必要となる。

 上記は3つに簡潔にまとめたが、例えば初期設定を行う──と言われても、それが難しいという人も多いだろう。自宅にWi-Fiを導入したいが、自分で設定ができるか分からない・設定が難しそうと二の足を踏んでいた人、あるいは自分はできるが、家族や実家用に──となるとちょっと大変だと思う人も安心いてほしい、AtermWR8165Nは、これら面倒な設定の大部分をかなり大胆にすっ飛ばせてしまう。

 その前にAtermWR8165Nの外観と基本仕様をおさらいしよう。


photophotophoto 本体サイズは76(幅)×34(奥行き)×109(高さ)ミリ。後面に簡単設定のための(各機種個別の)QRコードが大きく記述されている。

 AtermWR8165Nは、これまでの家庭用無線LANルータと機能こそほとんど変わらないが、シンプルで、小型・省スペースなボディを採用するのがまず第一の特長だ。本体サイズは76(幅)×34(奥行き)×109(高さ)ミリで重量は約200グラム(ACアダプタを除く)。アンテナも本体内蔵タイプなので、設置スペースの確保に余計な心配をしなくていいのもうれしい。これまでの無線LANルータといえば、かなり大げさな通信用アンテナを外部に備え「これはIT機器だっ」と過度な存在感のある機種も多かったが、本機の小型省スペースでアンテナも内蔵、ほどよく柔和なデザインは、部屋の印象を崩さず、小型のため目立たない場所へ置くのも都合がよい。

 基本仕様は、現時点でほぼすべてのWi-Fi対応機機と接続できる「IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN」(2.4GHz帯)を用い、理論値最大300Mbpsで通信できる。また、小型ボディながら有線LANポート(100BASE-TX)も3つ備えるので、無線LANを搭載しないデスクトップPCやAV機器、据え置きゲーム機なども問題なく接続可能だ。


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