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» 2013年02月22日 15時30分 UPDATE

チューナー付けても10万円切り:多機能+リーズナブルな液晶一体型が10点タッチ対応でさらに進化――「Inspiron 2330」で新生活に備える (1/3)

デルの「Inspiron 2330」は、普段使い、テレビ、サブディスプレイとさまざま用途に対応する液晶一体型PC。8万円台からと手ごろな価格で購入できるところも魅力だ。

[池田憲弘(撮影:矢野渉),ITmedia]

コストパフォーマンスに優れるタッチ対応液晶一体型PC

photo Windows 8発売のタイミングでデルが投入したタッチ対応液晶一体型PCは2種類ある。左が27型ワイドモデルの「XPS One 27」で、右が23型ワイドモデルの「Inspiron 2330」だ

 デルはWindows 8の発売とともに2種類のタッチ対応液晶一体型PCを投入した。1つは27型ワイド液晶ディスプレイを内蔵する「XPS One 27」、もう1つは23型ワイド液晶ディスプレイを内蔵する「Inspiron 2330」だ。今回はInspiron 2330を紹介する。

 この2機種はボディデザインが似ているため一見姉妹機にも見えるが、正反対の性格をもっている。XPS One 27は2560×1440ドットの高解像度、外部GPUといったハイエンド志向の仕様を特徴とする一方で、Inspiron 2330は外部GPUを搭載せず、価格も10万円を切るなど(XPS One 27は約14万円から)製品の利用シーンやターゲットが大きく異なる。

 よってInspiron 2330はXPS One 27の下位モデルというよりも、機能を絞ったコストパフォーマンス重視のモデルという考え方が正しいだろう。本機のラインアップは、CPUやメモリ容量が異なる2種類で、今回はCore i5を搭載する上位モデルを試用した。液晶一体型PCとタッチ操作の相性、そしてXPS One 27との違いをチェックしていこう。

省スペースなボディ、ミニマルなデザイン

 ブラックとシルバーで塗り分けられた外観はXPS One 27と似てシンプルだ。液晶ディスプレイの周囲にあるボタンや端子類が目立たないよう配慮したデザインで、背面にもネジや余計な突起などがない。本体サイズは574(幅)×220(奥行き)×442.4(高さ)ミリで、一般的な23型ワイド液晶ディスプレイと同じくらいのスペースに設置できる。重量は9.34キロ(スタンド込み)だ。

photophoto 23型ワイド液晶ディスプレイを搭載する「Inspiron 2330」。一般的な23型ワイド液晶ディスプレイと同じくらいのスペースに設置できる(写真=左)。背面はブラックとシルバーのツートーンカラーで、スタンドにケーブルを通すための穴を備える(写真=右)

 ディスプレイのチルト角度は−5度から30度まで無段階で調節できる。スタンドのつくりはしっかりとしており、タッチ操作で画面がぐらつくこともない。ただ、スタンドの関節は1つなのでディスプレイの高さが変えられないところは惜しい。画面を傾けるとタッチ操作が多少楽になるが、ひじが浮いた状態での操作を強いられるので、短時間でもマウス操作に比べて腕や肩が疲れやすい。タッチパネル操作の快適性を訴求するなら、ディスプレイを設置面付近まで下ろせるような多関節式のスタンドを採用してほしかった。

photophoto ディスプレイのチルト角度は−5度から30度まで無段階で調節できるものの、高さは変えられない

 付属するキーボードとマウスは、単三形乾電池で動作するワイヤレス式だ。1つの小型USBレシーバーで両方を接続でき、電源も本体に内蔵しているため、基本的にケーブルは電源ケーブル1本で済む。ワイヤレスキーボードも台座の上に収納できるので、省スペースなボディと合わせてスッキリと設置できる。

photophoto 右側面にはDVDスーパーマルチドライブを備える。ディスプレイの端に向かって薄くなるように仕上げることで、厚さが目立たないように工夫しているのはXPS One 27と同様だ(写真=左)。付属するキーボードとマウスは、USBレシーバーを使うワイヤレス式だ。1つのレシーバーで両方を接続できる(写真=右)
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