ベンキュー、フルHD+明るさ4000ルーメンのDLPプロジェクターなど3機種4画面分割投写に対応したモデルも

» 2013年03月21日 19時50分 公開
[池田憲弘,ITmedia]

 ベンキュージャパンは3月21日、4000ルーメン以上という高輝度を特徴とするDLPプロジェクター「MX766」「MW767」「SH940」3機種を発表した。2013年4月上旬に発売する。価格はオープンで、想定実売価格はそれぞれ11万8000円(税込み、以下同)、12万8000円、34万8000円となる。主なスペックは以下の通りだ。

ベンキュープロジェクター新機種の主な仕様
製品名 解像度 明るさ コントラスト比 重量
MX766 1024×768ドット 4000ルーメン 1万3000:1 約3.9キロ
MW767 1280×800ドット 4200ルーメン 1万3000:1 約3.9キロ
SH940 1920×1080ドット 4000ルーメン 5万:1 約7.2キロ

 MX766とMW767は、解像度と投写距離が異なるものの、そのほかの仕様やボディデザインは共通する。どちらも最大300インチの投写が可能で、最短投写距離は1.5メートル(MX766)だ。映像入力はアナログRGB×2、HDMI(ver 1.4a)×1、コンポジットビデオ×1、S-Video×1を備える。音声入力はコンポジットとHDMI、3.5ミリステレオミニを用意し、出力20ワットのモノラルスピーカーを内蔵する。

 このほか、USB 2.0×2やギガビットLANを備えており、USBメモリに保存した画像(jpg,gif,bmp,tiff,pngに対応)をスライドショー形式で投写できるほか、同一LAN内にあるPCの画面を表示できるLANディスプレイ機能に対応し、最大で4画面同時の分割投写を行える。使用時の消費電力は340ワットで、スタンバイ時の消費電力は0.5ワット。本体サイズは329(幅)×256.2(奥行き)×137.2(高さ)ミリで、重量は約3.9キロ。各種ケーブルやリモコンが付属する。

photophoto MX766とMW767は同じボディデザインを採用する(写真=左)。インタフェースは背面に備える(写真=右)

 SH940はフルHD表示に対応するフラグシップモデルだ。レンズシフト機能で、画面の位置を上下(125%)/左右(40%)に移動できるほか、手動で縦横30度までの台形補正を行える。中間色の輝度を向上させる技術「BrilliantColor」やHQV(Hollywood Quality Video)を採用するなど、画質に注力した仕様も特長だ。

 28型から300型まで投射可能だ。映像入力はアナログRGB×1、HDMI(ver 1.3)×2、コンポジットビデオ×1、5BNC×1を備え、3.5ミリステレオミニの音声入出力を装備、出力10ワットのモノラルスピーカーを内蔵する。使用時の消費電力は442ワットで、スタンバイ時の消費電力は0.5ワット。本体サイズは428(幅)×318(奥行き)×169(高さ)ミリで、重量は約7.2キロ。

photophoto SH940。本体天面にレンズシフト機能用のコントローラーがある(写真=左)。インタフェースは背面に配置する(写真=右)

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