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» 2013年05月09日 11時00分 UPDATE

どっちも使えてオトク?:WindowsとAndroid、デスクトップとタブレットのデュアルマシン――「TransAiO P1801」を試す(前編) (1/2)

ASUSの液晶一体型PC「TransAiO P1801」は、合体機構によりタブレットとデスクトップを融合させたユニークなマシンだ。AndroidとWindowsのデュアルOSなど、注目すべき点は多いが、まずこの合体変形が使いやすいのかが気になる。

[池田憲弘(撮影:矢野渉),ITmedia]

大画面AndroidタブレットとWindowsデスクトップを“合体”?

photo ASUSが発売した液晶一体型PC「TransAiO P1801」は、AndroidタブレットとWindowsデスクトップの両方を1台で利用できるマシンだ

 デスクトップとタブレット、双方のメリットを備えた新発想の家庭向けPC現る――。

 ASUSTeK Computerは既報の通り、独自の合体機構によりタブレットとしても使える液晶一体型デスクトップPC「TransAiO P1801」を2013年4月20日に発売した。早速、実機を入手したので、ユニークな合体変形機構を中心に見ていこう。

 本機は18.4型ワイドのフルHD液晶ディスプレイを採用するAndroid 4.1搭載タブレット(以下、スクリーン)と、64ビット版Windows 8を搭載する専用ドッキングステーション「PCステーション」の2ピースで構成される。スクリーンは単体で利用できるが、PCステーションと合体させると、液晶一体型のWindows PCに早変わりする。

photophoto 18.4型のAndroidタブレット(写真=左)を専用のドッキングステーションに装着すると、Windowsの液晶一体型デスクトップPCとして利用できる(写真=右)

 同社はTransAiO P1801を「デスクトップPCならではの処理能力と、タブレットの直感的な操作感、そして可搬性を同時に実現させた製品」(ASUS システムビジネス部テクニカルプロダクトエンジニアの阿部直人氏)と訴求している。スクリーンは18.4型サイズと大きいが、重量は約2.4キロほどで家の中であれば持ち運べる。個人で使うときはPCとして、家族みんなで使うときはPCステーションから外してタブレットとして……などと使い分けられることが、ほかのデバイスにはないメリットという。

 実際に試してみると、スクリーンの着脱は楽に行えた。位置を合わせやすいよう目印が付いているほか、背面上部に取っ手があるので、容易に着脱できる。また、取り外す際にはスクリーンを少し手前に倒せるので引き抜きやすい。こういった細かい工夫が多く、着脱の機構はよく作り込まれている。

 AndroidとWindowsの切り替えもスムーズだ。PCステーション側の電源が入っていれば、PCステーションにスクリーンを差すと自動でWindows表示に切り替わる(Androidのタスクは動いたまま)。切り替え時間は3秒ほどで、待たされる感覚はない。PCステーションから外すときも同様で、画面表示はすぐにAndroidに切り替わる。また、スクリーンの右側面にあるAndroidとWindowsのOS切り替えボタンで、PCステーションにタブレットを差した状態でもAndroidに切り替えて操作することも可能だ。

photophotophoto スクリーンの背面には取っ手がある。本体が持ち運びやすくなるほか、PCステーションとの着脱時にも役に立つ(写真=左)。PCステーションからスクリーンを外すときは、スクリーンを手前に傾けると引き抜きやすい(写真=中央)。スクリーンの右側面にあるAndroidとWindowsのOS切り替えボタンを押すと、PCステーションに装着しているときもAndroid OSを利用可能だ(写真=右)
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