アップル、プロ向け音楽制作ソフト「Logic Pro X」を発表

» 2013年07月17日 04時54分 公開
[ITmedia]
Logic Pro X

 アップルは6月16日、プロ向け音楽制作ソフト「Logic Pro X」を発表した。Mac App Storeを通じて1万7000円で販売する。このほか、Logic Pro Xのライブ演奏用ソフト「MainStage 3」と、iPadでLogic Pro Xをコントロールできる「Logic Remote」も同時にリリースしている。MainStage 3は2600円、Logic Remoteは無料で提供される。

 最新版のLogic Pro Xでは、ユーザーインタフェースを刷新したほか、曲調にあわせてドラムトラックを自動演奏するDrummer、音程のずれたボーカルを修正するFlex Pitch、複数のトラックを1つにまとめ、レイヤー音源の作成も可能なTrack Stacksなどの新機能を搭載した。また、Logic Proのシンセサイザーやキーボードのコレクションを拡張し、ArpeggiatorやRetro Synth、Vintage Keyboards、Bass Amp Designerといった新しい音源を追加、1500以上の音源およびエフェクトパッチを含む。

新たに追加されたDrummerは、ロック、オルタナティブ、ソングライター、R&Bなど幅広いジャンルで、プロが制作したリアルなドラムトラックを提供する。Drum Kit Designerプラグインを使えば、プロが録音した音を自分でミックスして独自のカスタムキットを作ることもできる(写真=左)。無償で提供されるiPad用アプリ「Logic Remote」で、Logic Pro Xの録音、ミックス、楽器演奏が可能

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