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» 2013年09月03日 16時00分 UPDATE

省スペース化とスマホ連携に注力:エプソン、小型のA3機を加えた「カラリオ」プリンタ13年秋冬モデル (1/3)

10機種13モデルの個人向けインクジェットプリンタを9月19日に発売するエプソン。目玉は、2011年の主力A4複合機より省スペースでA3に対応した新フラッグシップモデルだ。

[ITmedia]

 エプソンは9月3日、個人向けインクジェットプリンタの新製品10機種13モデルを発表した。内訳は「カラリオ」シリーズの複合機が7機種(カラーバリエーションを含めて計9モデル)、A4単機能機が1機種(1モデル)、「カラリオミー」シリーズの小型はがき/フォト機が2機種(カラバリ含めて計3モデル)となる。

 いずれも発売日は2013年9月19日、価格はオープン。ドライバの対応OSはWindows XP/Vista/7/8、Mac OS X 10.5.8以降だ。

複合機は省スペースのA3対応モデルを追加、細部に至る強化もポイント

tm_1309epson_01.jpg 新しいフラッグシップモデルの「EP-976A3」は、A4クラスのボディサイズでA3プリントに対応した

 カラリオシリーズの新製品は、染料6色インク採用でA3プリントに対応する複合機「EP-976A3」をはじめ、染料6色インクのA4複合機「EP-906F」「EP-806AB/AW/AR」「EP-776A」「EP-706A」、顔料4色インクのA4複合機「PX-436A」「PX-046A」、そして染料6色インクのA4単機能機「EP-306」を用意する。

 ボディカラーは2012年の販売実績からセラミックホワイトを全面的に採用し、EP-806Aシリーズのみブラック(AB)、ホワイト(AW)、レッド(AR)の3色展開だ。

 新たに追加されたフラッグシップモデルのEP-976A3は、自動両面印刷に加えて、背面からの1枚手差し給紙によるA3プリントに対応(厚手の用紙にも対応)。2012年の主力A4複合機だった「EP-805A」の小型化技術を用いることで、2011年の主力A4複合機だった「EP-804A」と比較し、設置面積を83.7%、容積を82.6%に抑えた小型ボディを実現した。

 染料6色インクのA4複合機およびA4単機能機も小型エンジンを用いており、EP-706Aは従来比で36%、EP-306は従来比で23%の小型化を果たしている。

 通信機能では、アクセスポイントがない環境でもプリンタとスマートフォン、タブレットを無線LANで接続できるWi-Fi Direct対応モデルを拡充。無線LANと液晶モニターを搭載する全モデルがWi-Fi Directを利用できるようになった。専用アプリ「Epson iPrint」(iOS/Android対応)のガイドに従って操作するだけで、セキュリティキーなしで無線LANの接続が行えるよう、セットアップ手順は簡略化されている。

 ノートけい線印刷機能は、新たに五線譜、月間/週間スケジュール帳、メッセージカード、折り紙封筒のフォーム印刷に対応した。

 動作音を抑える「静音モード」は、PCからのプリントに加えて、スタンドアロンでのダイレクトプリント、コピー、スキャンでも利用可能になっている。

 また、セットアップ手順も見直しており、ソフトウェアのインストール中にインクカートリッジ取り付けなどの作業を並行して行い、無線LAN設定などの簡略化を図ることで、同社比で40%の時間短縮を実現。EP-806Aシリーズの場合、約24.5分でセットアップが完了するという。

FacebookやLINEの写真、3Dフレーム付きの写真も印刷可能

 スマートフォン/タブレット/クラウド連携の機能「Epson Connect」も強化した。

 スマートデバイスからの写真/文書印刷、スキャン、クラウドサービス連携などに対応した専用アプリ「Epson iPrint」(iOS/Android対応)は、新たにメモリカードへのアクセス機能、コピー機能、SkyDriveに対応した。LINEの写真を端末に保存することで、LINEの写真をダイレクトプリントすることも可能だ。

 新アプリの「Epson Creative Print」は、Facebookの写真印刷(コメント、URLのQRコード、日付入り)、光ディスクレーベル印刷、手書き合成シート印刷、フォーム印刷、塗り絵印刷が行える。

tm_1309epson_02.jpgtm_1309epson_03.jpg 「Epson Creative Print」のメニュー画面(画像=左)と光ディスクレーベル印刷画面(画像=右)

 新アプリの「3DフレームPrint」は、専用紙「フォトカード<3Dフレーム>」を組み合わせることで、3Dフレーム付きの写真印刷に対応。レンチキュラーレンズ付きメディアの裏側から短冊状の画像を印刷することで、裸眼で立体的に見える3Dフレームが付いた写真を出力できる(写真は立体表示にはならない)。幅423マイクロメートルのレンズごとに35マイクロメートル単位で位置調整を行い、印刷開始位置を17マイクロメートル単位で細かくコントロールする。

 3Dフレームはテーマごとに20種類を用意し、「フォトマット紙 A4」を使えばグリーティングカード仕立ての印刷も可能だ。「ウルトラマンBlu-ray BOX」とのタイアップによる、ウルトラマンの3Dフレームも年内に提供する予定となっている。

 メール送信による印刷機能の「メールプリント」は、セットアップの手順を見直し、プリンタのメールアドレスをQRコードで印刷するなどして、少ないステップで進められるよう改善。複数の宛先へ一斉送信が可能になった。

 インターネット経由で外出先のPCから自宅のプリンタを利用できる「リモートプリンタドライバ」は、Windows XP以降に加えて、新たにMac OS X 10.6以降もサポートする(10月中旬のリリース予定)。

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