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» 2013年10月15日 11時00分 UPDATE

2013年PC秋冬モデル:“Z”が待望のモデルチェンジ、795グラムの超軽量+2560×1440の超高解像度仕様に──「LaVie Z」 (1/2)

NECの超軽量ノートPC/Ultrabook「LaVie Z」が待望のモデルチェンジ。「795グラム」「2560×1440」「Haswell化」「ブラックカラー追加」「タッチモデルも用意」と注目ポイントをたくさん携えて進化した。【フォトレビュー付き】

[ITmedia]

「13.3型世界最軽量」がさらに軽く──795グラム+2560×1440ドット表示対応に劇的進化

LaVie Z(LZ750/NS) 前モデルより“さらに”軽量になった「LaVie Z(LZ750/NS)」(ストームブラック) 重量は795グラム、そして2560×1440ドット表示の13.3型超高解像度ディスプレイも採用する

 NECのスペシャルモデル「LaVie Z」が待望のリニューアル。2013年秋冬モデルは「さらに軽量」「さらに高解像度」「より長時間動作」──など多くの特長とともに、劇的な進化を遂げた。

 ラインアップは2560×1440ドットのIGZO液晶ディスプレイ(タッチ非搭載)+Core i7-4500U+256GバイトSSD仕様の最上位モデル「LZ750/NS」、タッチパネル付きで1920×1080ドットの液晶ディスプレイ+Core i5-4200U+128GバイトSSD仕様のタッチモデル「LZ650/NS」、2560×1440ドットのIGZO液晶ディスプレイ(タッチ非搭載)+Core i5-4200U+128GバイトSSD仕様の「LZ550/NS」の3モデル。発売は2013年11月21日。価格はオープン。発売時の想定実売価格はLZ750/NSが18万5000円前後、LZ650/NSが17万5000円前後、LZ550/NSが16万円前後。

 何より、“13.3型で世界最軽量”とした旧LaVie Zの875グラムを大きく下回る「795グラムの超軽量ボディ」に進化したこと、そして2560×1440ドット表示対応の「超高解像度ディスプレイ」を採用したことが大きなトピックだ。ボトムケースに用いる軽く強い新素材「マグネシウムリチウム合金」を従来モデルより継承しながら、ノウハウの蓄積でさらに薄肉化を可能とし、軽量化。加えて、筐体一体型LCD設計(より軽量なLCDセルを採用して軽量化)、筐体一体型キーボード設計(板金の素材を変更して軽量化)、基板の薄型軽量化などを突き詰め、数百グラムの物体の中で約80グラムもの軽量化を果たしたことになる。

 デザインイメージは前モデルを踏襲しつつ、「ストームブラック」と呼ぶつや消しブラックの新色を追加した。IGZOモデルはストームブラックのみ、タッチモデルはストームブラックとムーンシルバー(従来カラー)の2色展開となる。天面パネルのすっきりデザイン化(無線通信のための樹脂素材とマグネシウム素材を目立たせない、1ピース風の処理とした)や排熱口のデザイン、ディスプレイ面(タッチモデルは1枚ガラス、IGZOモデルはノングレアフレーム)など細かい部分が変更されている。

 ディスプレイはシャープの13.3型IGZOパネルを採用。解像度2560×1440ドット(WQHD)の超高精細な表示を実現し、美麗な写真・文字の表示、そして広大なデスクトップ領域を活用できる。表面は映り込みしにくい「ノングレア仕様」。さらにディスプレイフレームもつや消し塗装で仕上げた。細かいところだが、モバイル環境で使う人や長時間使用するビジネスユーザーに高ポイントとなる工夫だ。

 上位モデル LZ750/NSの主な仕様は、第4世代(開発コード名:Haswell)のCore i7-4500U(1.8GHz / 最大3.0GHz)、4Gバイトのメインメモリ(DDR3L PC3L-12800対応 オンボード、増設不可)、256GバイトのSSD(Serlal ATA 6Gbps)、2560×1440ドット表示の13.3型ワイドIGZO液晶ディスプレイなど。グラフィックスはCPU統合のIntel HD Graphics 4400を使用、通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac(Draft)準拠の無線LAN(2.4GHz/5GHz帯対応)とBluetooth 4.0で、3G/LTE/WiMAXなどのワイヤレスWAN、および有線LANポートは内蔵しない。バッテリー動作時間は約9.2時間。下位モデルのLZ550/NSは、CPUをCore i5-4200U(1.6GHz/最大2.6GHz)、SSDを128Gバイトとした以外の仕様は共通で、約2万5000円ほど低価格にした。

 もう1つ「タッチパネル搭載Ultrabookで世界最軽量」とするモデルがLZ650/NSだ。解像度1920×1080ドット表示のIPS液晶パネルに静電タッチパネルを実装し、Windows 8.1のタッチ/ジェスチャーを画面に触れて操作できる。カラーバリエーションは2色(ムーンシルバー、ストームブラック)。重量は964グラムで、バッテリー動作時間は14.5時間。解像度が低く低消費電力に動作できるため、IGZOモデル比で約5時間ほど長時間動作する。このほかの仕様はLZ550/NSとほぼ共通だ。


LaVie Z LZ650/NSSLaVie Z LZ650/NSB タッチパネル搭載の「LZ960/NS」。こちらも重量964グラムで、タッチパネル搭載Ultrabookで世界最軽量をうたう。ムーンシルバーとストームブラックの2色展開だ

 仕様において唯一気になるのはメインメモリ容量か。新LaVie Zはシリーズ共通で4Gバイト固定の仕様となり、直販サイトNEC Directのカスタマイズモデル(LaVie G タイプZ)もメモリ増強のオプションは用意されず、オンボード実装のためユーザーレベルでの増設も行えない。こちら、実装メモリモジュールの厚さがネックとなり、設計上、4Gバイト以上のモジュールを搭載するのが困難だったためのようだ。「8Gバイト化の声があるのは十分存じており、最後までどうにか実現できるよう考えたが……究極の選択的な気持ちで重量とサイズの追求を優先することにした」(NEC)。なお、有線LANポートとアナログRGB出力を備えないのは従来通りだが、新たに「USB-LAN変換アダプタ」と「HDMI-VGA変換アダプタ」が純正オプションとして加わった(従来モデルはサードパーティ製のみだった)。

 無線LANの新規格「802.11ac(Draft)」標準搭載となるのもハイエンド層には喜ばしい。LaVieシリーズは「LaVie Lの2013年夏モデル」でいち早くPC内蔵モデルが登場し、グループ会社のNECアクセステクニカからも3ストリーム/最大1.3Gbps通信対応の802.11acルータ「AtermWG1800HP」などが登場している。LaVie Z搭載の無線LANモジュールは2ストリーム対応で最大867Mbpsでの無線通信をサポートする。

 主なインタフェースはUSB 3.0×2(うち1つはパワーオフUSB充電対応)、HDMI出力×1、ヘッドフォン/マイク入出力(3.5ミリステレオミニ)、SDXC対応SDメモリーカードスロット、有効92万画素Webカメラ(マイク内蔵)など。キーボードは日本語JIS 85キー仕様で、キーピッチ18ミリ、キーストローク1.2ミリ。OSは64ビット版Windows 8.1、オフィススイートはOffice Home and Business 2013をプリインストールする。

 ボディサイズはIGZOモデル(LZ750/NSとLZ550/NS)が313(幅)×217(奥行き)×14.9(厚さ)ミリ、タッチモデル(LZ650/NS)が313(幅)×217(奥行き)×14.9〜15.9(厚さ)ミリ。重量はIGZOモデルが約795グラム、タッチモデルが約964グラム。バッテリー動作時間はIGZOモデルが約9.4時間、タッチモデルが約14.5時間。ACアダプタも前モデルより小型軽量化(約260グラム→約192グラム)し、1時間で残量ゼロ→80%まで充電する急速充電機能も備える(LZ750/NS、LZ550/NS)。


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